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歩の2段目と3段目の連続たたきのメカニズム [詰将棋]

8月最初は、本館の定期更新です。

最近多く作っている、斜め市松の「素描の舞」の1局です。



「単騎の舞」や、「と歩の舞」の素材探し中です。

「詰将棋一番星」サイトの、「持駒が歩18枚」リストを見ています。

「と歩の舞」の素材が浮かぶかも知れない。

歩が主役という作品が多そうという事で・・・。

気になるのは歩の2段目と3段目の連続たたきの繰り返しです。

最初の2段目のたたきは、取らない方が逃れやすそうですが、一方では持歩を消費させる為に最初は取ります。

その内に、取ると詰みやすくなるので、途中から2段目たたきにも逃げます。

矛盾したメカニズムを折り合いをつけている様です。

そのために、大抵はシンプルですが、「雲出川」は複雑過ぎます。

完全と思えない手順(2段目のたたきを取り過ぎる)で、疑問に思います。

私の、柿木将棋では最初からは詰みそうにないので、完全に確認できません。

後半手順は、別詰なのです。

パワーのあるコンピュータかソフトを持っている人の検討を期待したいです。



第359番続積木の舞



作意は、 2011/08/23 へ(スクロール)

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2011/07/06 の作意(スクロール)



作意

4二歩成・2二玉・3二と・同玉・4三馬・2二玉・3三と・同桂・3四桂・2三玉・3二銀・1二玉・2一銀不成・2三玉・2二桂成・同玉・3二馬 まで 17手詰



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「形の良い、3手詰・5手詰」 [詰将棋]

訪問した事はありませんが、茨城県坂東市に「詰め将棋モニュメント」があるそうです。

その作品募集条件は、「形の良い、3手詰・5手詰」で右上隅5X5との事です。

一見して非常に難しい条件と感じます。

特に「」の中は、全くイメージが浮かびません。

超短編は、独自の分野になっている気がします。

シンプル=ベストが、一番難しい分野に思えます。

類似作多発とも、完全にイコールではないと思えます。



第358番素描の舞



4手逆算しても、何かが変わったとは言えないですが・・・。

作意は、 2011/08/17  へ(スクロール)

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2011/06/30 の作意(スクロール)



作意

2一銀・同玉・3二銀・1二玉・2四桂・同金・1三銀・同玉・2五桂・1二玉・2三桂成・同金・2四桂・同金・1三歩・2二玉・3三と まで 17手詰

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推敲する程に見落としやすい変長・変同 [詰将棋]

詰将棋を作る最初は、まずは完全要件を満たす事です。

その後に、推敲に入ります。

同時に出来る人もいるでしょうが、私は無理です。

推敲は、大事ですが実は、紛れで不詰にしてしまう事はほとんどないですが、変化長・変化同になる事を見落とす事がかなりあります。

特に、うまく出来たと思い込んでいる時は危険がいっぱいです。

詰みの確認だけで、手数の確認がおろそかになりやすいのです。

出来た筈が実は、駄目だったと気づくのがやや怖いとも言えるでしょう。

変化や紛れは、細部までは憶えていないので手数がどうなのか忘れ易いのです。



第357番続小駒の舞



作意は、 2011/08/11 へ(スクロール)

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2011/06/24 の作意(スクロール)



作意

2一金・同飛・1二歩・同玉・1三金・1一玉・2一馬・同玉・2二飛・3一玉・2三桂・同金・4三桂・4一玉・5三桂 まで 15手詰



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不完全作修正 [詰将棋]

だれしも不完全作はあります。

そして、コンピュータ検討の無かった時代は、驚く程に多数あります。

ただ、なかなかチェックをしようとしない性格です。

それでは、コンピュータ検討は完全かというと、いつかはそうなるでしょうが、個人使用のソフトでは、結論を得るまで待つ根気がないのがこれまた現状です。

コンピュータが長時間で、結論でない作を、自分で余詰を見つけた事も結構あります。

いつかは、短編では解消するかも知れないし、根気があれば既に解決しているかもしれません。

言い訳をすれば、コンピュータが簡単に見つけられない余詰は、解答には影響は少ないという勝手な理屈はあります。

志が低い事はあきらかですが・・・。



第356番素描の舞



作意は、 2011/08/05 へ(スクロール)

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2011/06/18 の作意(スクロール)



作意

2一桂成・同玉・3一香成・1一玉・2一成香・同玉・3二歩成(非限定)・1一玉・2二と・同玉・3四桂・1三玉・1二桂成・同玉・2二桂成・同玉・3二と寄・1一玉・1二歩・同玉・2三桂成・同玉・3三と寄・1三玉・1四歩・1二玉・2二と まで 27手詰



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超長編作の手数計算は間違い易い [詰将棋]

昔、解答の手数を見て1次判別をしていた担当者がいたと聞きます。

手数の数え間違いも誤解には違いないですが、実質解けていても解答の書き間違いも誤解という事になります。



長編特に超長編の手数は、数え間違いは多そうです。

あえて、確認するならコンピュータにも解かせて手数確認でしょうか。

何か変です。

パラ6月号の、やさしい大学院の解答に手数表示は、実はかなり難題に思えます。

解くよりも、手数をかぞえるほうが難しい問題かも・・・。

2手稼ぎの可否判定がいくつかあり、変別のチェックを間違えると、手数が数え間違いやら、変別やら、そして偶然正解するかもしれない。

そういえば、昔は手数間違いの投稿もあったと聞いた事があります。



第355番17手詰



作意は、 2011/07/30 へ(スクロール)

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2011/06/12 の作意(スクロール)



作意

1一飛・同玉・2二角・2一玉・1二角・同玉・1三香・2一玉・1一香成 まで 9手詰

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