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「小文字アルファベット」シリーズ終盤 [詰将棋]

あぶり出し曲詰「小文字アルファベット」シリーズも終わりが見えて来た。
「小文字は大文字よりも小さい」と言う常識・前提は、曲詰(=盤駒で表す)では成立しない。
小文字の作例が少ない理由は、
1:大文字と比較して、差が大きいデザインが少ない。
2:日本人にはやや馴染みが少ない>使う時は筆記体。(英語原書を読む人は別だが)
3:筆記体は、デザインに崩れ字等が色々ありそうで、何の文字か読めないことが多い。
事等があり、作図は苦労しても結果が出にくいと思える。
結局は、出題時にも何の文字かを書くようにしている。
私個人は、読めない字(読まれない字)のあぶり出し曲詰の作図に慣れて来たようだ。
後半には、「t」「u」「v」「w」「x」「y」「z」は、わざわざ小文字を作図しなくとも良さそうな字が並んでいる。


北原義治作「近代将棋:1980.12月」:あぶり出し曲詰「鶴の巣ごもり(3X3密集形):55玉」連作4
作意
27金・46玉・45竜・同歩・36金・同玉・33飛・46玉・35飛成・55玉・47桂・同と・46金・同と・44竜・同桂・54角成・同銀・64馬 まで19手
kita_kinsyo_19801204.jpg
詰上り図
kita_kinsyo_19801204e.jpg
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田中至作「過雁組曲」:第69番「あぶり出し曲詰・U」
作意
91桂成・同玉・81金・同玉・72桂成・同玉・73歩成・同桂・71角成・63玉・74角・64玉・53馬・55玉・56飛・45玉・44馬 まで17手
いかにも作図が難しいと感じる字だ。
kagan_069.jpg
詰上り図
kagan_069e.jpg
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第1228番は、「詰図の舞」「小文字アルファベット・v(筆記体)」だ。
第1232番は、「詰図の舞」「小文字アルファベット・w(筆記体)」だ。
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第1232番「詰図の舞」「小文字アルファベット・w(筆記体)」
3266_1.jpg

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2024/04/04 の作意

第1228番:「詰図の舞」「小文字アルファベット・v(筆記体)」
作意
56香・同と・74竜・同銀・64銀成・45玉・36金打・同金・同金・同玉・37金・45玉・57桂・同と・46金 まで15手
詰上り図
3275_1e.jpg
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