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61飛型大道棋香歩問題 [詰将棋]

大道棋香歩問題の発展例に「玉方が81地点に駒の利きが有る」がある。
例えば、54角だが、61飛もそのひとつだ。
初手63桂も72歩も83桂も、81や91に玉方の利きがあると基本手順では詰まなくなるか手順が変わる。
詰パラ5月号の大道棋教室2番は8筋の異型感以外は、大道棋らしい雰囲気が強い。
61飛と87角の睨みあいが思わせぶりだが、まとまりに驚いた。
シンプル配置の香歩問題もまだまだ、作図があるのかと思った。

結果発表の「角香問題」には全くついていけて居ないのだが・・。

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第743番続不成の舞
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作意は、 2017/06/22 へ
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2017/05/05 の作意
8一香成・同玉・8三香・同銀・2一竜・7二玉・6二香成・同玉・6三と・同玉・6一竜・6二香合・5四と・同玉・5二竜・5三香合・4五と・同玉・4三竜・4四香合・3六と・同玉・3四竜・3五香合・2七と・同玉・2五竜・1七玉・1八歩・同玉・1六竜 まで31手詰
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難解作を解説する [詰将棋]

自作以外にも作品の解説を書いた事がある。
服部彰夫作「砂丘」100番の内では、20作を書いた。
その内容は「難解作を解説する」と言う考え方だ。
変化と紛れの丁寧な説明を行うと同時に、実際に解いていない人も含めてどこが何故難しいか、如何にその様に作られているのかを説明した積もりだ。
それを振り返って見る。
まづは、「砂丘」66番
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32飛成・13玉・22龍・同玉・31角・同玉・43桂打・32玉・42金・同玉・64角・41玉・31角成・52玉・53と まで15手
この作品では有望な紛れ手順の存在を難解作の理由に上げている。
それは52飛と62歩を52龍に変えた作と比較する。
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手筋の連続の7手詰だ。
手筋派・軽快派なら作意にしそうだ。
たぶん解図者も先に浮かぶ手順だと考える。
そこを外す所から、難しさが生まれると考えた内容を解説した。

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第742番13手詰
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作意は、 2017/06/16 へ
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2017/04/29 の作意
3三銀不成・1二玉・1三歩・同玉・2二銀不成・同玉・3二と・1二玉・1三歩・同玉・2四銀・1二玉・2二と・同玉・3三銀不成・1二玉・1三歩・同玉・3一馬・1二玉・2二馬 まで21手
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解答選手権の問題を観る [詰将棋]

問題を「観る」であって「解く」でないのだ。
20手を越えると解くことが出来ないのは仕方が無いが、答えを見ても作意だけでは理解が困難なのが痛い。
つまり、紛れと変化に隠れたものはまだ見逃している。
たぶん好作ばかりで、鑑賞すると何か創作意欲が湧く筈なのだと思うにまだそこまで行っていない。
初形での見た目と実際に解こうとした時の難しさが違う。
それがレベルの高い解答者をも悩ませたのだと推察する。
特に8が、次に3と10が受けを含めて理解が難しい。
解けた中では6が印象的だ、「2枚の馬の配置」と「わざわざ開けてある14の地点」が目に残るのだ、構図の決定は難しいと思う。

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第741番続小駒の舞
769.jpg
作意は、 2017/06/10 へ
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2017/04/23 の作意
3四桂・同歩・4四角・1二玉・1三歩・同玉・3一角成・2四玉・4二馬・1三玉・2四金・1二玉・2三金・同玉・3三角成・1二玉・1三歩・同玉・3一角成・1二玉・2二馬 まで21手詰
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攻め方の、玉方応手打診 [詰将棋]

玉方が打診合駒をする事は今では汎用手筋になっている、主流は打歩詰絡み問題だ。
手筋は、玉方があれば攻方も可能という対称性が多くは存在する。
打診では打歩詰絡みが判り易い。
特に下段の玉と成れる場所の守備駒が向き合い、間に打診駒を打ち、応手で成・不成を決めさせるのが判り易いイメージだ。

これが玉と飛だと間に打つ駒は香になり、打歩詰絡みでは単純な構図では出来ない。
玉と角で、間に角を打つ形は、打歩詰絡みで単純な構図が可能に見える。
作例として、詰棋めいと13号のOT松田作がある。
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33銀・12玉・14香・13角合・同香・同玉・14歩・12玉・56角以下
図は不完全だが、それは角の強さと、守備角が成った時に入手して角2枚持つ形がまた強くて、それらが詰まない条件が作図を難しくするからだろう。
それを逃れる形は紛れとのバランスが悪くなりそうだ。
中段玉にするとか、
よい形を見つけることが出来るかどうかだろう。

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第740番と歩の舞
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作意は、 2017/06/04 へ
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2017/04/17 の作意
2一馬・同玉・5四角不成・3二歩合・同角不成・1二玉・2四桂・同香・1三歩・2二玉・2三歩・3一玉・4一歩成 まで13手詰
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誤記 [詰将棋]

「詰将棋解答選手権」の問題と解答と記事が、ネットと「詰パラ誌」に掲載されている。
解答を解いているが進まないのでそろそろギブアップ予定だ。

記事によると「誤記」が解答競争で順位の境目になったようだ。
暗算で解く時も作る時もあるが符号で扱う訳でなくて、動く盤を思い浮かべる。
そこでの誤記ミスは日常化しているが、それをメモする時や完成ノートに書くときにも誤記は多数起こしている。

パソコン検討を入れる様になると、二歩とか金を5枚使ったりのミスだけは流石に無くなった。
だが、一応チェックした図面をノートに転記するときのミスは、そこそこに発生させている。
「自作だから」か「自作でも」だからかは個人差があると思うが、たぶん多数迷惑を掛けて来た筈だが、自覚はたぶん少なめかと思う。
自作の余詰を見つけるのが難しい事と同様に、自分の誤記も見逃すのが人間なのだと思う、居直りではないのだが反省しても治った事がない。

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第737番単騎の舞
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作意は、 2017/05/29 へ
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2017/04/11 の作意
2一歩成(非限定)・同銀・同銀成・同玉・2二銀・1二玉・2四桂・同銀・2一銀不成・1一玉・1二歩・2一玉・2三香・1二玉・2二と まで15手詰
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