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「図形・飛び石詰:7X5の平方格子」 [詰将棋]

「図形・飛び石詰:7X5:12駒」は平方格子だが、「図形・飛び石詰:5X5:9駒」を中に含んでおり、収束形は全く変わらない。
第1111番は、元々は詰上り図で83桂と43香がない7駒の作品だった。
だが収束(p)で、55と同玉・85竜の余詰があり消せない。
83桂を置いて修正するが、さらに43香を加える改良をおこなって、9駒平方格子にした。
だが特徴も無いので、さらに7X5(12駒)平方格子に改良をした。
ただし、(p)で55と・同玉・75竜・同桂・56金・44玉の逃れ順が必要な為に、44と33付近の攻め方の駒の利きを強く出来ない。
第1111番は2筋の3駒が不動だが、利きが強い駒が使用出来ない事情がある。


北原義治作「近代将棋 昭和53年4月(パラ1981/12転載)」あぶり出し曲詰「飛び石詰:7X5」
47銀・45玉・37桂・同竜・25竜・35角成・56銀・同玉・66金引・45玉・46歩(A)・同竜・57桂・同竜・56金・同竜・37桂・55玉・35竜・同歩・66角・同竜・同金・同玉・76飛・55玉・56飛・同玉・57金・55玉・77角 まで31手詰
(A)57桂以下、46玉・47歩・同竜・同金・同玉・39桂以下余詰。
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詰上り図
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丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第112番「あぶり出し曲詰・ガ」
31歩成・同玉・22歩成・41玉・31と・同玉・22香成・41玉・42と・同玉・32金・同銀・同銀成(A)・43玉・44銀・54玉・38馬・同と・66桂・同金・55香・同桂・53飛 まで23手詰
(A)同成香も成立し、形崩れになる。
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詰上り図
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第1111番は、「詰図の舞」「図形・飛び石詰:7X5:12駒」平方格子だ。
第1115番は、「詰図の舞」「図形・飛び石詰:9X5:13駒」だ、幅9だから左右が端に接する。
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第1115番「詰図の舞」「図形・飛び石詰」19手詰
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作意は、 2022/06/20
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2022/05/03 の作意(スクロール)

第1111番:「詰図の舞」「「図形・飛び石詰:7X5:12駒」」
43銀成・同香・32桂成・同玉・42と・同玉・53と・同玉・64竜・同玉・63金・65玉・29角・47歩合・同角・同と・66歩・同金・同金・同玉・67金・65玉・75竜(p)・同玉・85金・65玉・87角 まで27手詰
詰上り図
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曲詰「漢字・疋(ひき)」 [詰将棋]

江口伸治作・作品集「飛角図式」を読む、飛角図式150番の条件作集だ。
飛角図式が、初形が美しい条件作だと判る。
盤面5枚の簡素図式でもある、盤面5枚に統一されているのが紛らわしくなくてしかも美しい。
活字の絡みもあるし錯覚的かもしれないが、生の飛と角が4枚の配置がより美しく見える。
流石に「持駒がなし」の作は少ない、それはもはや発見するジャンルなのだろうと思う。

「漢字・疋(ひき・あし)」は形もひろがり、駒が密集する部分」もあり、形だけでも作るのが難しい漢字だ。
この字自体は、それほどは使用頻度は高くないが、これ自体が部首になる。
これが部首・パーツとして使えれば、他の漢字が作図出来るのだが、第1110番を見れば小型化が難しく、パーツ化は難しい。

パーツになる曲詰。
北川邦男作「渓流 第8番」あぶり出し曲詰「対称形」
34金打・54玉・53桂成・同銀・57飛・同桂成・44金・同銀・55歩・同銀・53銀成・同玉・43金・53玉・53金・同玉・54香・同玉・32角・53玉・43角成 まで21手詰
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詰上り図
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丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第110番」「あぶり出し曲詰・ヂ」23手詰
>ブログ2020/02/13 に掲載済

丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第111番「象形曲詰・ガ」
44馬(A)・同桂・46竜・同銀・56金・同桂・65飛・同金・33角・45玉・44角成 まで11手詰
(A)手順前後が成立。
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第1110番は、「詰図の舞」「漢字・疋(ひき・あし)」だ。
第1114番は、「詰図の舞」「漢字」だ。
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第1114番「詰図の舞」「漢字」33手詰
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作意は、 2022/06/14
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2022/04/27 の作意(スクロール)

第1109番:「詰図の舞」「漢字・疋(ひき)」
56歩・65玉・76銀上・56玉・54飛・同桂・47金・55玉・56歩・64玉・45歩・37香成・63桂成・同玉・74銀・同玉・75香・64玉・55銀・63玉・52銀不成・62玉・72歩成 まで23手詰
詰上り図
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「漢字・犬」から「漢字・伏(ふし)」へ [詰将棋]

2022/05/10に「詰将棋駒の舞(新館)」に、「その他作品>実戦取材作」を加えた。
(旧館)からの移転となる。

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漢字「犬(いぬ)」は「漢字・大(だい)」に1駒追加された形になる。
「漢字・大」は特異的に多数作図例があるが、それに近い「漢字・犬」も前例はある。
離れた1駒がポイントだが、全体的には仮名文字の間隔に近いのだろう。
第1109番「漢字・伏」の「にんべん」は、幅3X6を使っている、それにはこの字特有の事情がある。
さらには。「パーツ・犬」の縦線の43銀が有った方が良いのかも微妙だ、右上の点と「にんべん」とのバランスになるのだが・・・・。

岡田敏作「詰の花束 第388番」あぶり出し曲詰「漢字・犬」
53竜・同香・41角成・34玉・44金・同香・24角成・45玉・63馬・54金合・同馬・同香・35金・55玉・65金・同と・67桂・同と・56歩・同玉・67金・55玉・56歩・同と・45金打・同香・33馬 まで27手詰
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詰上り図
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丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第108番」「あぶり出し曲詰・ド」27手詰
ブログ2019/04/07 に掲載済

丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第109番「象形曲詰・ヂ」
44銀不成(A)・同と・同銀直・54玉・55歩・同竜・53銀成・同玉・32銀不成・62玉・63飛成・同玉・64歩・同竜・同香・同玉・65飛・53玉・71角・54玉・44角成 まで21手詰
(A)非限定。
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第1109番は、「詰図の舞」「漢字・漢字・伏(ふし)」だ。
第1113番は、「詰図の舞」「漢字」だ。
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第1113番「詰図の舞」「漢字」27手詰
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作意は、 2022/06/08  へ
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2022/04/21 の作意(スクロール)

第1109番:「詰図の舞」「漢字・伏(ふし)」
43銀不成・同銀・23銀・45玉・37桂・54玉・76馬・同と・63銀不成・55玉・56歩・同玉・47金・同玉・77竜・同と引・48金・56玉・57金・55玉・35竜・同香・45金 まで23手詰
詰上り図
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曲詰「漢字・孔(あな・こう・く)」 [詰将棋]

漢字「子(こ・ね)」は単独で作図する場合は、上下バランスを取るので、駒数が増えて難しい字になる、以前に作った時は一番上の横線が捌けなかった。(詰将棋駒の舞新館・「詰図の舞」 漢字3画・第02番) 
この状態ではパーツには使いにくいので、思い切って駒を減らす必要がある、その場合は下側の部分が省略が可能だ。
ただしその結果は、上下がアンバランスになってしまうが、パーツとしてぎりぎりで使用可能となると判断した。
それが「漢字・孔(あな・こう・く)」だ。

パーツになりそうな、曲詰。
北川邦男作「渓流 第7番」あぶり出し曲詰「十」
33竜・32歩合・同竜・同玉・33歩成・41玉・42歩・52玉・51桂成・同玉・41歩成・同玉・85角・51玉・52角成・同玉・44桂・53玉・43と(A)・同玉・55桂・44玉・45香・55玉・56竜 まで25手詰
(A)52桂成以下、同玉・43と・同玉・55桂・53玉・33竜以下余詰。
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詰上り図
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丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第107番「象形曲詰・ド」
34竜・43玉・33竜・54玉・63銀不成・65玉・76銀・64玉・66香・同銀上・54銀成(A)・同玉・65金・45玉・35竜 まで15手詰
(A)56桂以下、73玉・74銀成以下余詰。
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第1108番は、「詰図の舞」「漢字・孔(あな・こう・く)」だ。
第1112番は、「詰図の舞」「漢字」で、上下にパーツが並ぶ。
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第1112番「詰図の舞」「漢字」23手詰
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作意は、 2022/06/02
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2022/04/15 の作意(スクロール)

第1108番:「詰図の舞」「漢字・孔(あな・こう・く)」
67桂・同と・56飛・同玉・67金・55玉・56歩・44玉・35角・同成銀・43金・同玉・33桂成・44玉・45歩・同成銀・同飛・同玉・46銀・44玉・35銀・53玉・63香成・同銀・75角・同銀・65桂・64玉・53銀・65玉・66歩・同銀・76金左 まで33手詰
詰上り図
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曲詰「図形・飛び石詰:7X5:11駒」 [詰将棋]

2022/05/01に「詰将棋駒の舞(新館)」の定期更新を行った。
「2022/04月-1」の作意発表は、「無掛の舞」で小駒無仕掛図式だ。
「2022/04月-2」の作意発表は、あぶり出し曲詰「漢字・汐(しお)」だ
「詰図の舞」の追加登録も行った。

「2022/05月-1」は、「続不成の舞」だ。
「2022/05月-2」は、あぶり出し曲詰「漢字」だ。

曲詰「漢字・汐(しお)」は、幅1の部首「さんずい」と「漢字・夕(ゆう)」(または仮名・タ)との組み合わせだ、「タ」は縦長タイプを選ぶ事になる。
部首「さんずい」には、作図可能性のある字が多い。

第1107番「図形・飛び石詰:7X5:11駒」は、「ヤヒロ印」の収束形であり、さらにはその中でも使い易い83竜・87桂・67金の詰み上がりだ。
この詰上りの形は、他の部分への影響が少ない事と大駒を1枚のみ使用するので、大きな図形の一部にはめ込みやすい収束形だ。

八尋久晴作「詰パラ 2007/12番」あぶり出し曲詰「飛び石詰・5X5:7駒」
35金・54玉・65銀・53玉・54銀・同玉・63飛成・55玉・56香・同玉・47金・55玉・67桂 まで13手詰
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詰上り図
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丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第106番「あぶり出し曲詰・べ」
31馬・11玉・22馬・同玉・23金・21玉・31飛成・同玉・42銀成・同玉・33金打・53玉・63桂成・44玉・54金・同玉・46桂・同と・36馬(A)・同と・45銀 まで21手詰
(A)87馬以下、65歩合・同馬・45玉・66馬以下余詰。69馬を生角に変えれば修正可能と思う。
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詰上り図
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第1107番は、「詰図の舞」「図形・飛び石詰:7X5:11駒」だ。
第1111番は、「詰図の舞」「図形・飛び石詰:7X5:12駒」で、平方格子だ。
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第1111番「詰図の舞」「漢字」27手詰
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作意は、 2022/05/27
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2022/04/09 の作意(スクロール)

第1107番:「詰図の舞」「図形・飛び石詰:7X5:11駒」
32銀不成・14玉・23銀打・13玉・24角・同玉・34銀成・同金・23銀成・同玉・41角成・33玉・23金・44玉・45歩・同金・同と・同玉・35金・54玉・63馬・同と・65銀・同玉・55金・75玉・76歩・同玉・67金・75玉・87桂 まで31手詰
詰上り図
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