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「漢字・支(し・ささえる)」 [詰将棋]

「漢字・支(し・ささえる)」は、それ自身が部首になる。
あぶり出し曲詰として作図すると、左右対称になる?。
そのデザインは「5X7」なので、ぎりぎり部首として使用可能かどうか?、幅を3に狭くすれば可能性はあるが、いずれにしても駒数が多く難しい漢字だ。

北原義治作「5駒縦1線シリーズ」の5筋だが、そのデザインは「アルファベット・I(アイ)」「数字・1」とかで作図例は多い。
片側だけで逆算するのは、作図例では一般的だ。

北原義治作「近代将棋:1966年5月」あぶり出し曲詰「図形・縦1線(5筋)」
作意
24桂・同角・43と・同玉・53飛・32玉・22と・同玉・23飛成・同玉・24歩・32玉・23角・43玉・53金・44玉・54金引・同桂・53銀・43玉・32角成・同玉・23歩成・41玉・32と・同玉・33桂成・同玉・34歩・同角・同香・同玉・45角・同玉・55金・同玉・56竜 まで37手
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詰上り図
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田中至作「過雁組曲」:第39番「あぶり出し曲詰・ユ」
作意
44銀成・同桂・53金・同玉・52馬・54玉・45銀・同玉・46銀・54玉・45銀・同玉・56角・同桂・46金・54玉・66桂・64玉・65香・同玉・43馬・64玉・54馬 まで23手
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詰上り図
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第1198番は、「詰図の舞」「漢字・支(し・ささえる)」だ。
第1202番は、「詰図の舞」「漢字」で、草冠の草を表す漢字だが、日常ではあまり使用しない。
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第1202番「詰図の舞」「漢字」
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作意は、 2023/11/24
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2023/10/07 の作意

第1198番:「詰図の舞」「漢字・支(し・ささえる)」
作意
76金・56玉・47角・同と・52竜・同歩・48桂・同と・57金・55玉・66金寄・54玉・44竜・同玉・34銀成・53玉・63桂成・同香・54歩・同玉・55金打・53玉・43成銀・同桂・54香 まで25手詰
詰上り図
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立体曲詰「図形・対称」>「片仮名・ケ」 [詰将棋]

1197番は「片仮名・ケ」(ブログ: 2017/09/26 )の逆算を変えて、立体曲詰にした。
どちらも不動駒が似ているので、同じ収束形だと判る。

左右対称から僅かに外れた文字から逆算して、対称図形を探すのは、立体曲詰の作図方法の1つでもある。
いま一つの作図方法は、対称から対称のように、立体になりやすい形を維持して作図する方法だ。

北原義治作「5駒縦1線シリーズ」の3筋、軽い手順だが駒の回転率は非常に高い。
自然な手順なので、収束の変化同手数は気にならない。

北原義治作「近代将棋:1966年3月」あぶり出し曲詰「図形・縦1線(3筋)」
作意
34と・同飛・23飛成・同玉・34銀・同桂・53飛・24玉・33飛成・同玉・44銀・24玉・33銀不成・25玉・47馬・26玉・44馬・27玉・45馬・28玉・29金・17玉・18金・16玉・27金・15玉・14馬・同玉・24金・15玉・25金・同玉・35馬・同玉・36金 まで35手
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詰上り図
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田中至作「過雁組曲」:第38番「あぶり出し曲詰・キ」
作意
35と・同成香・36銀行・55玉・66銀・同桂・54金・同玉・53と・55玉・54と・同玉・53竜・同玉・52桂成・54玉・53成桂・55玉・44銀不成・同歩・35飛成・45銀・57香・56金・46金・同金・同竜・同銀・65金・同玉・43角・55玉・54角成 まで33手
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詰上り図
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第1197番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「片仮名・ケ」だ。
第1201番は、「寄木の舞」「図形・対称」だ。
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第1201番「寄木の舞」「図形・対称」13手
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作意は、 2023/11/18
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2023/10/01 の作意

第1197番:「寄木の舞」「図形・対称」>「片仮名・ケ」
作意
57金・55玉・45金・同香・46金打・同香・64角・同と・45金 まで9手詰
詰上り図
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北原義治作「5駒縦1線シリーズ」 [詰将棋]

「小文字アルファベット・n」は、「m」から縦の1線が少ない形だ。
だが、それでは詰上り形が作れない(「m」でも難しく、形を作るために手順が流れている)。
それで、「n」は縦方向の駒数を変えている。


北原義治作「5駒縦1線シリーズ」と「5駒横1線シリーズ」がある。
「5駒縦1線シリーズ」は近代将棋1966年1月から5月連続で発表された。
当時の近将誌の詰将棋コーナーは、大多数は常連作家で占められていて、それは安定なレベルが保たれてもいたともいえる。
北原氏はほぼ毎月作品が掲載されており、それ故に曲詰シリーズ作が5月連続で掲載可能だった。
「縦1線」は左右対称であり、位置的には5作のシリーズになる、1月の1筋から、5月の5筋までのシリーズとなった。
「5駒縦1線」は詰上りの玉は中心になるので、端から離れるほどに詰上りは似て来る。作例の多い「55玉の5筋縦1線」=「数字・1」「アルファベット・I」と、他の位置の「縦1線」が違いが生まれるかが見どころだろう。

北原義治作「近代将棋:1966年2月」あぶり出し曲詰「図形・縦1線(2筋)」
作意
12金・14玉・23銀・同歩・13金・同玉・23香成・14玉・13成香・同玉・14歩・同玉・23銀・15玉・16銀・同玉・17飛・同玉・28銀・16玉・27銀・15玉・24角・同飛・25香・同玉・26馬 まで27手
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詰上り図
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田中至作「過雁組曲」:第37番「あぶり出し曲詰・サ」
作意
65銀・同桂・66金・同馬・47金右・55玉・54と・同金・44銀・同銀・同歩・35香・64銀・同金・45角成 まで15手
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詰上り図
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第1196番は、「詰図の舞」「小文字アルファベット・n」だ。
第1200番は、「詰図の舞」「小文字アルファベット・o」だ。。
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第1200番「詰図の舞」「小文字アルファベット・o」23手
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作意は、 2023/11/12  へ
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2023/09/25 の作意

第1196番:「詰図の舞」「小文字アルファベット・n」
作意
54金・同香・64竜・同玉・73角成・同桂・同飛成・55玉・47桂・同銀成・45金・65玉・74竜 まで13手詰
詰上り図
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「図形・9駒線:縦1線(6筋)」 [詰将棋]

「図形・9駒線:縦1線(6筋)」は左右対称だから、4筋とも言える。
1195番は「5筋5駒・縦1線」から「5筋7駒・縦1線」を経て、9駒へ改造した。
その過程で5筋ではうまく逆算出来ずに、6筋に変更した。
収束形は「5筋5駒・縦1線」の基本的な1つだが、入玉形にすると逆算が出来やすい形でもあった。
「図形・9駒線:縦1線」は詰上り玉位置を選べる可能性は増えるが、玉から遠く離れた場所の逆算は難しくなる。
「図形・5駒線:縦1線」を中央部で作る場合は、玉位置は5段目になるが、詰上りの5駒は全て収束に絡む駒になる。
トータルでどちらが逆算しやすいのかは微妙で判らない。

北原作「図形・5駒線:縦1線」は5月連続で出題されたシリーズだ。

北原義治作「近代将棋:1966年4月」あぶり出し曲詰「図形・縦1線(4筋)」
作意
64と・55玉・65と・同玉・54角打・55玉・64銀不成・同玉・63角引成・55玉・44銀不成・同玉・43角成・同玉・53馬・32玉・23桂成・同銀・33銀・21玉・22銀成・同玉・33桂成・同玉・34金・同銀・同銀・同歩・同玉・35銀・33玉・44銀・34玉・43馬・45玉・46飛 まで35手
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詰上り図
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田中至作「過雁組曲」:第36番「あぶり出し曲詰・ア」
作意
43竜・同玉・34銀行・54玉・53桂成・同香・43銀打・55玉・82馬・73歩合・同馬・同竜・56歩・同桂・33角成 まで15手
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詰上り図
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第1195番は、「詰図の舞」「図形・9駒線:縦1線(6筋)」だ。
第1199番は、「詰図の舞」「図形・9駒線:縦1線」だ。双玉で、11玉とか19飛とか強引な配置が目立つ。
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第1199番「詰図の舞」「図形・9駒線:縦1線」
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作意は、 2023/11/06  へ
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2023/09/19 の作意

第1195番:「詰図の舞」「図形・9駒線:縦1線(6筋)」
作意
63竜・同金・52飛・44玉・42飛成・35玉・45竜・26玉・25竜・37玉・47金・同玉・36竜・48玉・57銀・同玉・67馬・同玉・68金・同角成・66竜 まで21手詰
詰上り図
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「漢字・乎(こ・お・ご)」と「漢字・呼」 [詰将棋]

「漢字・乎(こ・お・ご)」は殆ど使わない漢字だ。
だが、日常では「漢字・呼(よぶ)」の一部・パーツとして使用している。
「漢字・乎(こ・お・ご)」(7X7)に、「漢字・口(くち)」(6駒で3X3)を加えるデザインは現実的に難しすぎる、9X9の盤駒ではデザイン的に表現できないと思う。
具体的にパーツとしての1194番を見る事から、そのデザインを小さくすることは困難だと判断する、それは「漢字・呼(よぶ)」が作図困難だと言うことになる。

「漢字・口(くち)」を部首かパーツとして使用する漢字は多い。
相手のパーツとしては、そこそこの可能性がある。

河内勲作「ひより草:第89番」象形曲詰「漢字・名」
作意
68桂・同と・46金・同と・47馬・45玉・57桂・44玉・53銀上不成・同銀・同銀不成・同玉・45桂・42玉・33香成・51玉・62銀打・同金・同銀成・同玉・72金・51玉・52歩・41玉・14馬・52玉・43成香・同玉・25馬・44玉・35馬・55玉・46金・64玉・53馬・74玉・75金・83玉・82金・同玉・92桂成・72玉・82成桂・61玉・71成桂・51玉・52歩・41玉・31香成 まで49手
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田中至作「過雁組曲」:第35番「あぶり出し曲詰・テ」
作意
75銀・同桂・63銀成・55玉・66金・同玉・76馬・55玉・46竜・同と・56歩・同と・45馬・同と・65馬 まで15手
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詰上り図
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第1194番は、「詰図の舞」「漢字・乎(こ・お・ご)」だ。
第1198番は、「詰図の舞」「漢字」だ。
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第1198番「詰図の舞」「漢字」25手
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作意は、 2023/10/31
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2023/09/13 の作意

第1194番:「詰図の舞」「漢字・乎(こ・お・ご)」
作意
46馬・同香・53銀不成・同玉・65桂・64玉・73馬・同香・53銀・65玉・35竜・同歩・76金・同玉・86金・65玉・76銀・56玉・57歩・55玉・76竜・同歩・56香 まで23手詰
詰上り図
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