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桂香図式・陣形図式・実戦初形 [詰将棋]

詰将棋と指将棋との形の上での接点とも言えるのが、桂香図式であり、もう少し接点を強くしたのが陣形図式とも言える。
陣形図式の一種に、駒を並べた時の配置が多く残っている詰将棋もある、それを多数作図した宮本兼利氏もいる。
1段目に初形配置の9枚を並べた作品に「将棋図巧・第97番」があり、これ以降にも配置の似た幾つかの作例がある。

3段全ての20枚(19枚)の配置を実戦初形と呼ぶ事もあり、一時期複数作が作られた、通常は長編になるので作者数はある程度限られている。
玉方(後手方)実戦初形も、攻方(先手方)実戦初形も作られている。
しばらく見かけなかったが、添川公司作「ガイア」が登場したので再度の発展が期待される、ただし「ガイア」は同一の条件では限界的な作品なので、変化球が必要だろう。

ただ短編・中編作家的には長編の条件は手が出ないので、別のアイデアが必要だ。
下記の宮本作から何か無いかと考える事もある(似た物を作りたい訳では無い)。

宮本兼利作「将棋評論誌:昭和22年8月」
61角成・同玉・21飛成・72玉・71竜・同玉・62銀・82玉・71角・92玉・84桂・同歩・82金・93玉・81金・83玉・82角成・74玉・73馬・65玉・77桂・76玉・88桂(68桂)・75玉・76歩・同金・84馬・64玉・76桂・55玉・66馬・46玉・37金・45玉・46歩・34玉・33馬・25玉・17桂・16玉・34馬・15玉・25馬 まで43手
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第12番」「図形・引き違い」
44馬(A)・24玉・35銀(B)・13玉・14歩・同玉・17香・同金・15香・同玉・26金・14玉・25金・同玉・28香・同金・34馬・36玉・47銀・同と・37歩・同と・45馬・同玉・46金・54玉・66桂・53玉・44銀・63玉・64歩・73玉・82飛成 まで33手詰
(A)35銀以下、同玉・27桂・24玉・14金・25玉・22飛成・同金・26歩以下余詰。
(B)35馬以下、23玉・45馬・34歩合・24歩・13玉・14歩・同玉・17香・同金・25銀・同玉・46馬・24玉・26香・13玉・22飛成・同金・14歩・12玉・22香成・同玉・13金・21玉・54馬以下余詰。
どちらも柿木将棋ならではの難しい手順だ、頭4手を省く形が暫定的な修正図だろう、歴代3作目の「引き違い」だ。
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詰上り図
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第997番は、桂香図式で、14銀以外の配置はまずまず実戦形的(主観)だろう。
第1001番は、やはり桂香図式で同時に小駒図式だ。
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第1001番「続小駒の舞」25手詰
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2020/06/18 の作意(スクロール)

第997番:桂香図式
24桂・同歩・13歩・同玉・22銀・同玉・34桂・12玉(あ)・22金・13玉・23金・同玉・32銀・12玉・13歩・同桂・22桂成・同玉・31馬・12玉・21馬 まで21手詰
(あ)同歩は33銀・同桂・32金・12玉・13歩以下。

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曲詰「漢字・文」 [詰将棋]


2020/07/01に「詰将棋 駒の舞(本館)」の定期更新を行った。
「6月-1」は盤面金銀図式の小駒図式だ。
「6月-2」はあぶり出し曲詰「漢字・久」だ、意外と作られていないと思う。

「7月-1」は「四葉の舞」に40局載せた条件作で、持駒が「金4枚」の作だ。
「7月-2」は「詰図の舞」のあぶり出し曲詰「漢字」で、第996番と同じ「なべぶた」のパーツを含む漢字だ。

第996番の「漢字・文」は「5X5」で駒数11の作り易い筈のデザインだ。
前例の岡田敏作「漢字・文」は「5X6」で駒数13で、こちらもまずまずの条件だ。
「なべぶた(鍋蓋)」は斜め線のない部首なので、他の線と接していても、読めると判断したが、岡田作のデザインも同じ意味だろう。
「漢数字・六」も部首は、「なべぶた」だ。

岡田敏作「解いて楽しい詰将棋:第69番」「漢字・文」
33香・32歩合・同香成・同玉・33桂成・同玉・34歩・42玉・64角(A)・同金・33歩成・53玉・62銀不成・54玉・46桂・同と・55歩・同金・53銀成・同玉・55竜・同飛・64金 まで23手
(A)24角以下、53玉(あ)・65桂・54玉・46桂・同と・55歩・同金・53桂成・同玉・55竜以下余詰。
(あ)41玉は51角成・31玉・23桂・21玉・22歩・同玉・33馬・13玉・15竜以下詰。
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詰上り図
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77桂は22手目に54合なら65桂で駒余りにする意味と思うが、その為に余詰がある。
「詰の花束:第375番」も同じ図だが、74金が抜けた誤植がある。
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第11番」「図形・大菱」
85銀・93玉・84銀・同桂・94香・同玉・85馬・同玉・75と・同玉・15竜・同と・86銀・66玉・77馬・57玉・68銀・同と・59香・同と・68金・46玉・37金・45玉・34竜・同玉・35金・43玉・44金・42玉・32香成・同玉・33金・41玉・51歩成・同金・同香成・同玉・42金 まで39手詰
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詰上り図
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歴代3作目の「図形・大菱」だ。

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第996番は、「詰図の舞」「漢字・文」だ。「なべぶた」という部首を含む。
第1000番は、「詰図の舞」、「漢字」で、パーツは「はちがしら」だ。
この漢字は国語的にも「はちがしら」が部首のようだ
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第1000番「詰図の舞」「漢字」23手詰
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2020/06/12 の作意(スクロール)

第996番:「詰図の舞」「漢字・文」
53銀成・同歩・43銀不成・同香・55歩・同玉・47桂・同と・56歩・同桂・64銀・同玉・74金・54玉・44馬・同香・55歩・同玉・73馬・54玉・64馬 まで21手詰
詰上り図
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曲詰「密集形図形」 [詰将棋]

初形(象形)の「密集形図形」は色々なデザインが作られている、ただし盤面中央よりも周囲が多い。
一方では詰上がり(あぶり出し)「密集形図形」はデザインの種類は多くなく、盤面中央では「3X3」の「鶴の巣ごもり」と言われる形のみが目立つ。

実際に中央では「2X2」は詰上がり形自体が難しく、「3X3」は逆算可能な詰上がり形のように思えて、それより大きい(駒数が多い)形は逆算が難しいと思う。
駒数では「「2X2」駒数・4、「3X3」駒数・9、「4X4」駒数・16」で、通常のあぶり出し曲詰で作り易く感じる「10-13枚」と比較しても「4X4」は難しそうだ。
第995番は「3X4」で駒数・12だが、密集形はこれでも駒が多すぎると感じた。

一般のあぶり出し曲詰では形を作る手順が主体になるが、中央の「3X3正方形」の作図例では形を作る手順は収束の一部に限られており、図形外の手順に工夫して収束的に玉を「3X3」に追い込む逆算が多い。
それは発想的には煙詰に近い展開だとも言える、密集形はあぶり出し曲詰としては異質なのかと思う。

「3X3」が形のバランスが良い事の他に、逆算が可能な形・駒数である事も理由と思われ、作図例が特異点的に多い故に曲詰としての好作も多い。

岡部雄二作「饗宴:第028番」「3X3・密集形」
65金・同桂・75金・同銀・63飛成・同玉・53角成・同玉・54銀・44玉・46竜・同桂・45銀打・55玉・33角成・44角合・同馬・同歩・66角・同銀・56銀上 まで23手
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詰上り図
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第07番」「図形・市松」
92銀成・同歩・94金・同玉・83銀・93玉(あ)・92と・84玉・85香・同と・94金・73玉・63歩成・同歩・74歩・62玉・61と・同金・54桂・同歩・73角成(A)・53玉・63馬(B)・42玉・34桂打(C)・33玉・13飛成・同馬・45桂・23玉・13歩成・14歩(D)・23玉・12角 まで35手詰
(あ)84玉で不詰。
(A)73歩成以下、53玉・43と・同玉・32銀不成・同金・41飛成・42歩合・34銀・44玉・36桂・34玉・32竜以下余詰。
(B)43と以下、32銀不成・同玉・44桂・22玉・13歩成・同馬・同飛成・同玉・63飛成以下余詰。
(C)32銀成以下、同金・34桂・33玉・13飛成・同馬・45桂・23玉・13歩成・同玉・22角・12玉・13歩・23玉・33角成・13玉・14歩・12玉・22桂成・同金・同馬・同玉・33桂成・同玉・35飛以下余詰。
(D)22角以下、23玉・32銀不成・同金・24歩・12玉・13歩・21玉・33桂不成・同金・31角成・同玉・53馬・21玉・61飛成以下余詰。((C)にも出て来る順)
どれも柿木将棋ならではの長手順余詰だが、65飛と63馬が残る収束は危ない形だ。
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詰上り図
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第995番は、「詰図の舞」「図形・密集形「3X4」」だ。駒捌き手順ではなく、交換している感が強い。
第999番は、「詰図の舞」、「図形・密集形」で直角三角形だ。
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第999番:「詰図の舞」「図形・密集形」21手詰
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2020/06/06 の作意(スクロール)

第995番:「詰図の舞」「図形・密集形「3X4」」
55金・同香・66歩・54玉・45竜・同桂・46桂打・同銀・同桂・同銀成・43銀打・同金直・同角成・同金・65金・同と・63角成 まで17手
詰上り図
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曲詰「漢字・人(ひと)」「漢字・入(にゅう)」 [詰将棋]

「漢字・人(ひと)」「漢字・入(にゅう)」は最小形デザインでは同じ「3X3」になる、この2文字は大きなサイズでも、対称形の同一デザイン案もあるが、それぞれで変えてみたい面もある。

岡田敏作の前例では「漢字・人(ひと)」は2作作っているが、同じデザインで「7X6」で「5X5」よりもあえて大きくしている。
「漢字・入(にゅう)」も「7X6」であり、上部2段が「漢字・人(ひと)」と比べて左にずらせている。
詰上り駒数は9駒と10駒で形を大きくしても依然少ない。

第993番「漢字・人(ひと)」は詰上り駒数は7駒の「5X5」であえて左右対称から外した、第994番「漢字・入(にゅう)」はほぼ左右を入れ替えたデザインに73銀を加えた8駒の「5X5」デザインだ。
駒数が少なすぎて苦労したが、「漢字・入(にゅう)」の1駒追加は岡田敏作と共通している。

必要駒の少なさから、最小形デザインとして「3X3」4駒が可能であり、パーツとして漢字の一部を構成する時に有用な文字だ。

岡田敏作「詰の花束:第469番」「人(ひと)」
48金・68玉・57金・同玉・48竜・67玉・76銀引・66玉・55馬・同玉・54銀成・同玉・65金・同銀・45竜・同馬・53飛成 まで17手詰
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詰上り図
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岡田敏作「解いて楽しいあぶりだし詰将棋:第86番」「入(にゅう)」
94金・85玉・67馬・同馬・86歩・同玉・87銀・85玉・95金・同玉・98竜・85玉・96竜・75玉・86竜・65玉・74銀不成・同玉・63銀不成・65玉・55金・同玉・54金・65玉・45飛成・同馬・76竜 まで27手詰
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詰上り図
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第38番」「八卦詰-8」
54と・同玉・52飛成(A)・同香・53桂右成・同香・55歩・44玉・45歩・同金・同金・同玉・35金・56玉・47馬・同と・45銀・66玉・77金(B)・65玉・74銀不成・同玉・84馬・65玉・75馬 まで25手詰
(A)53桂右成以下、同歩・同桂成・44玉・47飛・同と・55銀・53玉・86馬以下余詰。
(B)36飛以下、2手迂回手順あり。
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詰上り図
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第993番は、「詰図の舞」「漢字・人(ひと)」。
第994番は、「詰図の舞」「漢字・入(にゅう)」。
第998番は、「詰図の舞」「漢字」、「仮名文字・ヒ」と似ているか、あるいは同じ形だ。漢字「あいくち」は書体でデザインが異なるがいずれにしても、駒では詳しい表現が出来ない。
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第998番:「詰図の舞」「漢字」19手詰
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2020/05/31 の作意(スクロール)

第993番:「詰図の舞」
35金・55玉・44銀不成・同桂・45金・同玉・37桂・55玉・46角成・同馬・66竜 まで11手詰
詰上り図
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第994番:「詰図の舞」
63銀成・同歩・54飛成・同角・73銀・65玉・83馬・75玉・84馬・65玉・55金・同玉・66馬 まで13手詰
詰上り図
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「詰将棋 駒の舞」(本館)と(三番館)の現状 [詰将棋]

ウエブサイト「詰将棋 駒の舞(本館)」開設から18年経った、ネット環境が変わり、ジャバとジャバスクリプトを使った動く盤はほぼ表示されず、フラッシュを使った動く盤も「グーグル・クロム」ブラウザでは標準からフラッシュが外れた。
本館開設当時は人気があった「メニュー」を分離するウエブサイトも今は人気がない。
データ量が多く、サイトを作り直す気にならず、新規登録から静止画の初形とテキスト手順を追加するに留まっている。
現在はパソコンと同時にiPadでも確認を行っているが、画面サイズオーバーはまだまだ多い。
iPad自体はフラッシュ非対応だが、ブラウザとして「サファリ」の他に、「グーグル・クロム」が使えブックマークが共通で使用出来る。
加えてクラウド上で動く「Puffin」ブラウザがあり、フラッシュが標準で動作するので、現在では一番便利な動作確認用になっている。

ブログ「詰将棋 駒の舞(三番館)」は、(別館)からの移行が完全に終わっておらず、古い順で約600が画像が非表示だ。
今は時間があれば新作を作っているので、復旧予定は未定だ。

現在はサポートの終わったWindows7の環境をどうするかに迷っている。
またiPad版「柿木将棋」を使い始めているが、Windows版ほど多機能では無く、解図と保存だけだが、解くスピードは充分に速くメリットもある。

ブログ2020/02/25の丸山正為作「将棋イロハ字図(コピー版):第98番」「京」に、修正図「43と>52と」が別の所に掲載されていた。作意と詰上がりは同じだ。
78金・同と・同竜・57玉・48金上(A)・56玉・57金・同玉・46銀・56玉・57歩・65玉・64と・同金・同銀成・同玉・65歩・同玉・56金・64玉・65歩(B)・63玉・53と(E)・同銀・同角成・同玉・94銀・43玉・33香成(C)・52玉・44桂・51玉・41飛成・同玉・32成香(D)・51玉・52銀 まで37手詰
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(A)46銀以下の余詰順は消えた。
(B)55銀・同歩を入れても詰む>これは同じ。
(E)33飛成以下、52玉・44桂・61玉・72竜・同玉・74香以下の余詰が修正で生まれた。
(C)33飛成・52玉・63銀成・同歩・72竜・51玉・53竜以下余詰>修正されていない。
(D)52銀・31玉・32とまで収束余詰>修正されていない。
修正案は、(A)は消えたが他は残り、(E)の余詰が新しく生じた。
詰上り図
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第37番」「八卦詰-7」
43竜・同歩・63銀引不成・65玉・77桂・64玉・75金・同銀・65香・55玉・46角・同竜・45金・同竜・同金・同玉・35飛 まで17手詰
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詰上り図
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第992番は、持駒の打ち捨て中心の手筋作だ。玉形の飛と香の配置が目立つ。
第997番は、桂香図式だ。14銀がやや異様だが、持駒の打ち捨て手筋作だ。26銀と45との配置がポイントだ。
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第992番「桂香図式」21手詰
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作意は、 2020/07/12 へ
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2020/05/25 の作意(スクロール)

第992番:
25桂・14玉・24金・同玉・33銀・同香・16桂・14玉・13桂成・同玉・14歩・同玉・25銀・同香・32角成・同飛・24金 まで17手
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曲詰「濁音仮名・バ」 [詰将棋]

あぶり出し曲詰「濁音仮名」20字+「半濁音仮名」5字を続けて作ってきた。
非濁音仮名文字に「濁音記号:3駒、あるいは半濁音記号:4駒」が追加されるデザインになる。
駒数の増加と、駒配置の拡がりが生じるので、感覚的には「簡素な仮名文字の2文字曲詰」に近いと感じた。
私の方針は、記号以外の文字の部分を可能なだけ小さくシンプルにデザインする事だ。
それでも駒数増加も駒配置の拡がりがあり、結果的に手数も長くなった。
記号が大き過ぎるのでバランスの崩れた形にはなるが、そこは小型曲詰にする為に妥協した。
記号部、特に半濁音記号の作り方はまだまだ、掴みきれていないと思う。
デザイン的に2文字曲詰感覚の文字は、次ぎに作っている漢字と似ていると思う。

曲詰「濁音仮名」と「半濁音仮名」は、丸山正為氏と岡田敏氏作以外は、ほとんど無いのかも知れない。

丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版)第102番」「バ」
73角成・61玉(あ)・51馬・同玉・41歩成(A)・61玉・62金・同玉・54桂・72玉・63角(B)・61玉・51と(C)・同玉・42桂成(D)・同玉・41角成(E)・33玉・34金(F)・同玉・23馬・35玉・26金(G) まで23手詰
(あ)同竜・同銀成・同玉以下不詰。
(A)41桂成以下(B)と同じ余詰。
(B)62桂成以下同玉・82飛成・72角合・73角・同竜・同銀成・53玉・54飛以下余詰。
(C)81飛成以下71桂合・52角成・同玉・82竜・72歩合・同竜・同竜・42と・61玉・62歩以下余詰。
(D)41角成・62玉・82飛成・72歩合・63銀成以下余詰。
(E)82飛成以下72歩合・41角成・33玉・83竜・73歩・24銀成・22玉・72竜以下余詰。
(F)23桂成か、83飛成か、24銀成とかでも多数の余詰。
(G)24銀不成で詰む、形崩れ。
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詰上り図
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2019/01/25ブログで「疑問局」とした作品、不完全度が髙い。
このデザインの「ハ」は大駒中心になり、余詰が出やすいと思う。
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第36番」「八卦詰-6」
63銀不成・同歩・44と(A)・同飛・同銀成・同玉・43銀成・55玉・54飛(B)・同玉・53飛・65玉・75金・同と・55飛成 まで15手詰
(A)64銀成・55玉・57飛・55歩合・54成銀・同玉・55歩以下余詰。
(B)53飛で、合駒が余る。
(B)を無視するならば、3-4手目を省けば修正可能か?。
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詰上り図
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第991番は、「詰図の舞」・「濁音仮名・バ」だ。駒の捌きの曲詰ではなく、駒数の変化が少ない作だ。
34馬を動かす目的に最初の4手を入れるか省くのかで悩んだ。
第996番は、「詰図の舞」・「漢字」>パーツの組み合わせで作る漢字(またはパーツで構成された漢字)が狙いだ。
「なべぶた」(「けいさんかんむり」)を含む漢字」だ、ただし国語的には第996番は「なべぶた」が部首ではない。
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第996番「詰図の舞」「漢字」21手詰
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作意は、 2020/07/06 へ
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2020/05/19 の作意(スクロール)

第991番:「詰図の舞」「濁音仮名・バ」
34馬・66玉・46竜・同銀成・75角・77玉・86角・同玉・95飛成・77玉・78金・66玉・67金・55玉・53桂成・65桂合・同竜・同玉・75と・55玉・47桂・同成銀・56金 まで23手
詰上り図
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曲詰「漢字・石」「図形・二輪(小円)」「図形・密集形」 [詰将棋]

2020/06/01に「詰将棋 駒の舞(本館)」の定期更新を行った。
「5月-1」は14桂>31銀打ち替えの手筋作。
「5月-2」はあぶり出し曲詰「漢字・石」だ、駒数の多さと密集度から、強引な作となっている。

「6月-1」は「小駒図式」で「盤面金持図式(金銀図式)」だ。
「6月-2」は「詰図の舞」、あぶり出し曲詰「漢字」だ。

「3X3:輪(小円)」は詰上り形が少なく難しいが、第990番「図形・二輪(小円)」もその事情は変わらない。駒数8駒でもバラツキ過ぎて詰形が難しい。
既存の「一輪」「五輪」に対して、「二輪」「三輪」を作ったが「四輪」は図形が大きい事と「五輪」と比較して魅力が弱い事で、作る気にならない。

曲詰「漢字」の中には、駒の密集度が高い字が多く有り、密集の作り難さを感じる。
「図形・密集形」については、
1:盤中央の密集形(盤の端ならば経験がある)に限定して
2:作図例の多い「3X3」以外 は何が可能か?。
を考え、
A:駒数とデザインの比較
B:「外枠図形」「市松図形」との比較 を考えた。

岡田敏作「詰の花束 第450番」「漢字・石」
74金・同玉・92角成・83歩合・同馬・同香・64竜・同玉・55銀・同玉・22馬・33香合・同馬・同歩・65金・56玉・57歩・同と・46飛・同桂・48桂・同と・57香 まで23手詰
雄大なデザインの「漢字・石」だ、駒数が増える事と形が拡がる事を恐れない。
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詰上り図
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第35番」「八卦詰-5」
62歩・同玉・42竜・同金・73銀・53玉・44金・同玉・33銀・55玉・47桂・同と・45金(A)・65玉・43馬・同金・77桂 まで17手詰
(A)66銀・56玉・23馬で余詰。63歩>香で修正可能。
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詰上り図
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初版原図は下記とされる(大塚播州氏コメント)、73銀・53玉・65桂の手順を、73銀・53玉・44金と修正したようだ。
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第990番は、「詰図の舞」、「図形・二輪(小円)」だ。
第995番は、「詰図の舞」、「図形・密集形」だ。
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第995番「詰図の舞」「図形・密集形」17手詰
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作意は、 2020/06/30 へ
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2020/05/13 の作意(スクロール)

第990番:「詰図の舞」「図形・二輪(小円)」
66香・同玉・55銀・65玉・56角・同玉・46馬・65玉・54銀・66玉・67金・同玉・68金・66玉・57馬 まで15手
詰上り図
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曲詰「漢字・川」 [詰将棋]

漢字には線が交わったものや、線が密集したものや、線数(画数)が多いものが多い。
それ故に私的には、盤と駒であぶり出し曲詰を作るには次をまず目安にした、
1:小型曲詰「5X5」の面積に入る文字が望ましい。
2:詰上がりの駒数が多すぎる文字は避けたい(個人的には10-13枚程度)。
3:駒が密集しすぎると作り難い>経験則だ>「曲詰・密集図形」は別途作図して目安を考える事にする。
その他にも盤駒で作りにくい文字は多数あると思う。

曲詰では駒と駒は(主に線と線)
「1:接触する」、「2:1駒以上離れる」だけしか表現出来ない。

だが、実際の漢字は
「3:接触するが僅かだけ離れる」「4:1駒以下だけ離れる」状態が多い。
盤駒での曲詰では「3」「4」は無理なので、「1」「2」のどちらかで代用する事になり、漢字としては読みづらくなる。
それの対策とデザインが漢字の課題となる(本当は醍醐味と言いたいのだが・・・)。

「漢字・川」は完全に離れた線が3本という少数派の漢字だ。
接触と密集の問題は無いが、逆に詰上り図が作り難い事が問題になる。
「漢字・川」作図例は岡田敏作にあり、縦線が「4・3・4」のデザインだ。
単独線では縦5駒が作図しやすく4駒では難しい事もあり、中央に玉を置いた岡田敏作のデザインになりそうだ。
第989番は同じデザインで、異なる逆算手順となった。

岡田敏作「詰の花束 第474番」「漢字・川」
24銀・同玉・35角・33玉・34歩・同桂・25桂・22玉・12歩成・同玉・23銀成・11玉・22成銀・同玉・32桂成・同玉・72竜・43玉・33桂成・54玉・63竜・同玉・75桂・同銀・73馬・54玉・55金 まで27手詰
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詰上り図
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第34番」「八卦詰-4」
51香成(A)・同銀・53桂・52玉・51角成・同玉・73角成・同歩・42銀成・同玉・41飛成・53玉・54銀打・44玉・43竜・同金・35銀・55玉・56香・同玉・65銀・55玉・47桂 まで23手詰
(A)51角成・同銀・42銀成以下余詰。53香>52香の誤図か?。
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詰上り図
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第989番は、「詰図の舞」・「漢字・川」だ、面積=6X4、駒数=11、不動駒=2、中央の縦3が意外と作り難い。
第993番と第994番は、「詰図の舞」・「漢字」11手詰・「漢字」13手詰。
シンプルで駒数の少ない漢字だが、デザインで悩む漢字だ。
左右対称形のデザインもあるし、2つを対称形で作る考え方もある。
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第993番:「詰図の舞」「漢字」11手詰
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第994番:「詰図の舞」「漢字」13手詰
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作意は、 2020/06/24 へ
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2020/05/07 の作意(スクロール)

第989番:「詰図の舞」「漢字・川」
54竜・同香・44角・同玉・34金・45玉・36銀・同桂・35金上・同銀・37桂・55玉・66銀・64玉・76桂・同と・65銀・同玉・74馬・55玉・56金 まで21手
詰上り図
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「竜光」と「極妙」の「八卦詰」 [詰将棋]

今田政一作「将棋竜光」八卦詰と、桑原君仲作「将棋極妙」八卦詰の対照。

「将棋極妙・第1番・23手詰」
>今田政一作「将棋竜光・第38番・25手詰」
「極妙・第2番・19手詰」>「竜光・第34番・23手詰」
「極妙・第3番・17手詰」>「竜光・第33番・15手詰」
「極妙・第4番・15手詰」>「竜光・第35番・17手詰」
「極妙・第5番・21手詰」>「竜光・第32番・17手詰」
「極妙・第6番・11手詰」>「竜光・第36番・15手詰」
「極妙・第7番・15手詰」>「竜光・第37番・17手詰」
「極妙・第8番・11手詰」>「竜光・第31番・21手詰」

詰上り図形は同じデザインだが作品集の並べ順は異なる。
八卦的に順序があるのかどうかは、判らない。
個人的には図形でかつ「5X5」にきっちり収まるのは好ましいし、8局シリーズは適度な数にも思える。
逆には似た図形が並ぶ「八卦詰シリーズ」は創作意欲的にやや劣るとも思えて微妙だ。
図形からは、当然ながら詰上り玉位置は55玉とは限らない。

「将棋極妙」には、暗示(象徴)型大小詰将棋と呼ばれる作品18作と、「漢字・大」12作と、「漢字・小」12作を含めて、52作があぶりだし曲詰の百番集で、江戸時代としては「秘曲集」に次ぐ曲詰作の数の多い作品集だ。

桑原君仲作「将棋極妙 第5番」
63銀不成・同香・65角・同歩・75歩・64玉・65歩・54玉・59飛・44玉・45歩・同玉・46馬・同金・55飛・44玉・45歩・同金・同飛・同玉・55金 まで21手詰
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詰上り図
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第33番」「八卦詰-3」
65歩・同金・75馬・同金・73銀不成・55玉・75竜・同銀・65金・45玉・44金・同玉・33銀不成・45玉・57桂 まで15手詰
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詰上り図
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第988番は、「続小駒の舞」、「貧乏小駒図式」桂の打ち捨てが狙いだ。薄味はこの条件での特徴で、ある程度の手数が必要だ。
第992番は、打ち捨て手筋作の、17手詰。
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第992番17手詰
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作意は、 2020/06/18 へ
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2020/05/01 の作意(スクロール)

第988番:「続小駒の舞」
22と左・同歩・12歩・21玉・31と・同玉・23桂・同歩・41歩成・21玉・33桂・同と・32と・同と・33桂・同と・22歩・32玉・42と まで19手


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曲詰「濁音仮名・ブ」 [詰将棋]

「仮名文字・フ」は大きさと駒数の異なる複数のデザインが可能だ。
従って、全体の大きさやバランスを妥協すれば、「フ」の濁音「ブ」・半濁音「プ」も複数のデザインが可能だ。
第987番「濁音仮名・ブ」の、「仮名文字・フ」の部分は最小形の一歩手前だが、駒数が減った事で文字に見えづらくなる傾向があるのは仕方がない。
第987番は、たまたま、収束の素材があったから作ったのが創作動機だ。
創作動機が収束素材が有ったからと言う理由は、第991番にも当たる、同じ字を2回以上作るには色々と動機はあるのだ。

丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版)第129番」「ブ」
21歩成・41玉・42歩・同飛・31と(A)・同金・42桂成・同玉・31角成・同玉・22金・41玉・31飛・42玉・32飛成・53玉・64銀(B)・54玉・57飛・同桂成・46桂・同香・34竜・同銀・44金 まで25手詰
(A)42同桂成・同玉・72飛・62歩合・同歩成・同角・43歩・同玉・34金・同銀・52飛成・同玉・57飛・同桂成・61角以下柿木将棋ならではの難解な余詰有り。
(B)57飛との手順前後有り。
別に62竜以下43玉・34金・同銀・53金・33玉・23金・同玉・22竜以下余詰有り。
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詰上り図
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第32番」「八卦詰-2」
35銀・同香・45竜・同銀・33銀・54玉・53桂成・同歩・55歩・64玉・73馬引・同歩・65歩・同金・同馬・同玉・75金 まで17手詰
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詰上り図
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第987番は、「詰図の舞」・「濁音仮名文字・ブ」15手詰だ。飛不成がある収束素材から、曲詰収束を見つけた。
第991番は、「詰図の舞」、「濁音仮名文字」23手詰。
駒を殆ど捌かない収束素材が有ったから作った、ただし序盤4手は省くべきかも知れなく、悩ましい。
「仮名文字・濁音半濁音」シリーズの最終局です。当面このシリーズで作りたい題材・素材は無くなった。
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第991番「詰図の舞」「濁音仮名文字」23手詰
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作意は、 2020/06/12 へ
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2020/04/25 の作意(スクロール)

第987番:「詰図の舞」「濁音仮名文字・ブ」
36金・44玉・54馬・同歩・42飛成・55玉・45金・同飛不成・47桂・同飛不成・46銀・同飛成・56歩・同竜・64銀 まで15手
詰上り図
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