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芹田修作「酔鯨」について [詰将棋]

芹田修作「酔鯨」は、110作を収録する作品集だ。
初形を見ると、短編から中編に見えるが、実際は49手詰までの長編的な手数の作品も含んでいる。
手筋作が中心と思うが、手順の狙いは多岐に渡る。
密度が高い短編と、粘り強い中編が収録されており、それぞれが評価されている。
印象としては、少ない初形配置駒数から、粘っこい好手順が引き出される作品が多い。
作図方法は、逆算が中心に思えるが曲詰は少ない。

芹田修作「酔鯨 :第38番」あぶり出し曲詰
作意
55銀・同銀・66桂・同銀・65銀・同金・46桂・同銀・44飛・55玉・45角成・同桂・54飛・同玉・44角成 まで15手
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詰上り図
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田中至作「過雁組曲」:第61番「あぶり出し曲詰・M」
作意
35銀・55玉・77角・同桂成・75竜・同銀・65金・45玉・36金・同と・34馬 まで11手
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詰上り図
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第1220番は、「詰図の舞」「小文字アルファベット・t(筆記体)」だ。
第1224番は、「詰図の舞」「小文字アルファベット・u」だ、変化別詰で変化長絡みもある。
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第1224番「詰図の舞」「小文字アルファベット・u」15手
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作意は、 2024/04/04
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2024/02/16 の作意

第1220番:「詰図の舞」「小文字アルファベット・t(筆記体)」
作意
84角成・56玉・65竜・同玉・54角・56玉・47銀・同と・58飛・同と・48桂・同と・57馬 まで13手詰
詰上り図
3272_1e.jpg
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