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「ギリシャ文字・Σ(シグマ)」「図形・9駒線:縦1線(1筋)」 [詰将棋]

2023/11/01に「詰将棋駒の舞(新館)」の定期更新を行った。
「2023/10月-1」の作意発表は、「詰図の舞」「あぶり出し・ギリシャ文字で、Σ(シグマ)」だ。
「2023/10月-2」の作意発表は、「漢字・円(エン)だ。
「詰図の舞」「寄木の舞」の追加登録も行った。

「2023/11月-1」は、「詰図の舞」「あぶり出し・ギリシャ文字・Υ(ウプシロン)」だ。
「2023/11月-2」は、「詰図の舞」「漢字」だ。

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「ギリシャ文字・Σ(シグマ)」は、数学記号でもあり一般的にも使用されているし、デザインも判りやすい。
使用頻度の少ないギリシャ文字の中では、ポピュラーなので曲詰の字も、読んでもらえるだろう。
漢字「円(えん)」も一般に使用される字であり、たぶん曲詰でも正しく読まれる事が期待できる、ただし直線が多く、駒密度が高く作図は難しい部類だ。

「図形・9駒線:縦1線(1筋)」は、普通に難しい、たぶん1から5筋の中で一番難しいだろう。
「図形・5駒線:縦1線(1筋)」の前例はあるが、詰上り形が多くあるとも思えない。
1199番は、19飛や11玉の配置は強引で反則的に配置に感じる、だが優れた収束形が思い浮かばない。
29飛と寄る余詰筋を防ぐ18銀と合わせていかにも効率が悪い配置だ。
11玉も余詰防ぎの配置だ。

「図形・9駒線:縦」の1直線は終わり、次は折れ線になる。


北原義治作「5駒縦1線シリーズ」も最後の1筋だ。
端は特別な存在と思える。
北原作曲詰は、駒の回転率が高い。

北原義治作「近代将棋:1966年1月」あぶり出し曲詰「図形・縦1線(1筋)」
作意
53角・16玉・19飛・27玉・17角成・38玉・39馬・27玉・17飛・26玉・37銀・同歩成・27歩・同と・同飛・15玉・16歩・同玉・17馬・15玉・25飛・同銀・14と・同玉・13飛成・同玉・12桂成・14玉・13成桂・15玉・24銀不成・同玉・23馬・15玉・16歩・同銀・14馬 まで37手
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詰上り図
kita_kinsyo_196601e.jpg
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田中至作「過雁組曲」:第40番「あぶり出し曲詰・メ」
作意
42銀成・同玉・42桂成・同玉・71竜・同馬・42角成・同玉・54桂・43玉・33歩成・54玉・53金・同馬・同桂成・同玉・71角・54玉・44角成・同銀・64金・55玉・66竜 まで23手
kagan_040.jpg
詰上り図
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第1199番は、「詰図の舞」「図形・9駒線:縦1線(1筋)」だ。
第1203番は、「詰図の舞」「図形・9駒線:縦折線」だ。
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第1203番「詰図の舞」「図形・9駒線:縦折線」37手
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作意は、 2023/11/30  へ
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2023/10/13 の作意

第1199番:「詰図の舞」「図形・9駒線:縦1線(1筋)」
作意
17桂・同と・26金・同銀・同銀・16玉・17銀・15玉・16銀打・14玉・23銀不成・同竜・15金・13玉・14歩・同竜・12角成 まで17手詰
詰上り図
3311_1e.jpg
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