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駒種漢字と「王」 [詰将棋]

漢字を曲詰として詰将棋で描くには、多くががデザイン的に難しいと思う。

横棒の本数と、縦棒の本数を思い浮かべてみると、3本までは可能で4本になると可能性は少なくなり、5本になるとそれだけで9段(列)を使う事になる。

将棋の駒種を作りたい時は、その漢字では略文字を除けば「玉」「王」以外は難しい。
この2文字は横棒が3本で、縦棒が1本だ。

横棒は3文字から5文字が普通のデザインだが、大きい方は9文字まで可能だ。
現実は3文字から5文字が圧倒的に多い。

横棒は、縦に1列おきに3本並べると5段になるが、それ以上(可能だが)もそれ以下も現実的に思い付きにくい。

それは2列間隔で7列にすると、バランス上で幅も拡がる、それは盤面全体の巨大デザインになり、曲詰の性格が大きく変わるからだろう。

特に3-3-5と横棒が重なるデザインは魅力だが、同時に作例も多い。

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第796番「カナ詰」-27
841.jpg
第797番「カナ詰」-28
842.jpg
作意は、 2018/02/05 へ
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2017/12/19  の作意
第789番:「カナ詰」-23:「ヌ」
43金・同銀・33銀不成・同桂・53銀・55玉・37角・同桂成・35竜・同桂・46金打 まで 11手

第790番:「カナ詰」-24:「ネ」
63馬・同金・43馬・同桂・44金・55玉・46銀打・同歩・56銀・同玉・57金・55玉・56香 まで 13手




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