SSブログ

検討時間・検討精度 [詰将棋]

昔は創作の7-8割は検討時間と言われた。
困った事に自作に対しては盲目なので、いくら時間を掛けても簡単な抜けを見逃す。
相当に検討能力に自信を失うが、意外な事に他の人の作品の検討はかなりまともに出来るという不思議さ。
解図能力が劣るから、作意が判っている方が検討精度が高くなる不思議さもあった。
この作意はうますぎて成立するとも思えないと検討するからだ。
昔作品集を出した頃は、コンピュータ検討が始まった頃だ。
一応全て、コンピュータ検討した筈だが不完全がかなりあった。
完全検討の能力は無かった。
現在はパソコンレベルでも、中編までならばかなり検討能力はあるようだ。
だが旧作の再検討にはなかなか手が出ない。

過去の有名作に不完全が見付かる事が多い。
作品集のない作者の集成を難しくしている要因は、不完全作の扱いもあると思う。
詰将棋の性格上は、修正は必要と思う。

************
--------------
第687番落城の舞
707.jpg
作意は、 2016/08/08 へ
-----------------
2016/06/21 の作意
4三馬・1一玉・1二桂成・同玉・2四桂・2二玉・3二馬・1一玉・2一馬・同玉・5四馬・2二玉・3二馬・1一玉・3三馬・2二金合(変化長駒余有り)・1二歩・2一玉・2二馬・同玉・3二金 まで21手詰
nice!(0)  コメント(0)