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強い持駒 [詰将棋]

強い持駒とは歩以外の事だが、特に飛角金銀を指しても良い、それが多数だと強力だ。
作意を作る事は、容易だがその後に余詰の嵐が待つのが、正算(順算)創作の定めだ。
もし、逆算で完全作がありそこに逆算で持駒が増える場合は、かなり楽だが2手の逆算でも相当な紛れ検討が必要だ。
そして、そこに余詰の生まれるパターンがある。
それ故に、検討に自信がないと逆算を見送る事も珍しくない。
これが変わったのが、コンピュータ検討だろう。
昔は恐怖だった持駒が増える、2手・4手の逆算を検討してくれる。
初形が盤面の駒が少なく、2-4手過ぎると増えると最初に極端に紛れが多くなる。
たぶん、似た過程で出来た作品と予想するものも見かける。
別に悪くはないが、コンピュータ検討が無かった時代の作品の序盤の余詰を見るとあまりマイナスに見たくないと思える。

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第649番13手
669.jpg
作意は、 2015/12/30 へ
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2015/11/12 の作意
2二と・同玉・3四桂・1二玉・2二桂成・同玉・2一桂成・同玉・3二歩成・同玉・4二と・2一玉・2二歩・1一玉・1二歩・同玉・1三香・2二玉・2三歩・2一玉・1一香成・同玉・3三馬・1二玉・2二馬 まで 25手詰
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