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作図枠範囲 [詰将棋]

「作図枠範囲」というと、ある程度の人が考えるのが「初形の駒配置の範囲」であり、次に手順でその外に出る事でしょう。

例えば、5X5の範囲で作図しなさいと制限すると、初形はその範囲だが手順・又は変化で、その範囲を超えさせます。

私は、紛れは除いた方が良さそうですが、変化や作意が範囲を超えるものは、最初の条件設定からはずれると思っており、「作図」と「初形」は異なると思っています。

そうは言っても、無意識に変化がはみ出す事はありそうです。

少なくても、作意手順がはみ出すのは「初形」条件と思います。



しかし、「作図」とは「初形」の事ではなく手順も変化も含むものと理解するのは、意外と少数派かも知れません。

枠の外に出過ぎると、あまり美しく感じない私は、これまた行き過ぎの少数派とも思えます。

部分盤での出題を、暗算で解くときにはみだす手が見えにくいのは私だけでしょうか。



第407番無掛の舞





作意は、 2012/05/01 へ(スクロール)

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2012/03/14 の作意(スクロール)



作意

1三桂・同香・2二歩・同玉・1四桂・同香・1三銀・同玉・2五桂・2二玉・1三銀・3二玉・2一銀・同玉・2二歩・3一玉・3二歩・同玉・2一銀・3一玉・3二香 まで21手詰



1三玉の形で、1五香・1四合・2五桂が知っておれば変化の読みとばしも可能でしょう。

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