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山本正 作の、「ABC曲詰」について [詰将棋]

2022/10/01に「詰将棋駒の舞(新館)」の定期更新を行った。
「2022/09月-1」の作意発表は、「寄木の舞」で、「Z]>「図形・対称」だ。
「2022/09月-2」の作意発表は、あぶり出し曲詰「漢字・方(ほう)」だ。
「詰図の舞」「寄木の舞」の追加登録も行った。

「2022/10月-1」は、「寄木の舞」で、「図形・対称」>「数字」だ。
「2022/10月-2」は、あぶり出し曲詰で、「漢字」だ。

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「寄木の舞」第1133番で「図形・対称>図形・対称」は可能性は高い組み合わせだが、やはり偶然要素は多い。
「2022/09月-1」「Z」で初形の66桂は持駒に出来るので、無理に文字にした事になる。

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丸山正為作「将棋イロハ図」は、初版のイロハ48文字に「京」を加えた49文字の表裏(象形とあぶり出し)に、一般作2作を加えた100番集だった。
その後に将棋世界誌に再録されて、さらに濁音と半濁音25文字の表裏の50文字が加わった。
「将棋イロハ図(コピー版)」は双方で150番集となっていて、このブログでの紹介もまもなく終了する。

次は田中至作「過雁組曲」を予定していたが、予定を変えて「山本正 作のABC曲詰」を紹介したい。
山本正氏はそのころまで短編を発表していたが、その後途切れた(高齢だと思える)。

ただし問題がある。
1:資料は田宮克哉作成の「第19回関西詰将棋ファングループ会合(昭和49年4月14日)」の青焼きコピーだ。
2:回答なしの図面のみだ。
3:当時の会合でも多数の不完全が見つかった。
4:その後、未発表の可能性が高く、修正前とも言える、故に不完全作が多い。
5:柿木将棋で解かせても、不完全作は作意が簡単には判らない。
>完全作は26作中の3作だった>作意が判ったのもほぼ同数だった。
>ただし、詰上りが「55玉の、あぶり出しアルファベット」らしいと判り、詰上り形の予測から作意を推定できる可能性がある。
現状は、26作の推定作意は見つけたと思う。
ただし、あくまでも推定であり、疑問点もある。
残り1作は、作意も詰上り形も全く判らない。
(以下、次回に続く)
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丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第147番「あぶり曲詰・ゼ」
 まで33手詰
>ブログ2020/01/20 に掲載済
丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第148番「あぶり曲詰・ズ」
 まで23手詰
>ブログ2019/11/09 に掲載済
丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第149番「象形曲詰・ズ」
54金・同玉・31桂成・53玉・54角成・同玉(あ)・43馬・55玉・56歩・同玉・34馬・55玉・45馬 まで13手
(あ)62玉は、17手変化長手数。
m149.jpg
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第1133番は、「寄木の舞」「図形・対称>図形・対称」だ。
第1137番は、「寄木の舞」「図形・対称>「記号」」だ。
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第1137番「寄木の舞」「図形・対称>「記号」」15手
3222_1.jpg
作意は、 2022/10/30 へ
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2022/09/12 の作意

第1133番:「寄木の舞」「図形・対称>図形・対称」
56銀・同と左・47桂打・同と・56香・同玉・47金上・55玉・56歩・同と・同金・同玉・47金・55玉・56歩・同銀・66金 まで17手詰
詰上り図
3083_1e.jpg
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