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限定し難い収束形の例 [詰将棋]

「一(9段目)」の収束の絶対性の確保の上で、金2枚が並ぶ形の問題がある。
「曲詰百歌仙」参考図「一(9段目)」では、69馬・同竜・49金打で詰むが、これが48金打・59玉・49金で詰む逆算をしようとすると最終手が寄ると引くの非限定となる。

これと似た非限定は曲詰の収束形で現れ易く、うっかり使ってしまうと後で修正が出来ない。

例えば、「詰棋めいと第17号P.98・森英生作13手詰」
874.jpg
詰上がり1例
875.jpg
変化同手数と非限定絡みで詰め上がり形が決まらないので、曲詰的には一間空く横1線とか金が縦に並ぶ2線の可能性もあるが、4金詰と見れば条件的には変わらない。
4駒で詰める作品はある程度見かけるが、4金詰では完全限定でない作もある様な印象がある。
それは金という駒の性格だと思うし、9段目で詰上がる形では発生しやすいと思う。

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第819番落城の舞
873.jpg
作意は、 2018/05/06 へ
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2018/03/19  の作意
第813番:
15金・同桂・13角成・同玉・25桂・14玉・26桂・同銀・13桂成・同玉・14歩・同玉・25銀・13玉・14歩・同角・24銀 まで17手詰

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