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限定し難い収束形の例(2) [詰将棋]

2枚の金での詰みでの限定し難い収束形の例は、「と金」「成金」絡みでも同様に生じやすい。

2枚目の金打が移動になる場合に非限定が生じ易いが、2枚の金(成金)の利きが重なる時は、2種類の王手が可能な事が多いためだ。

そのような形が必然な条件の例では、「と歩」のみの図式がある。
そもそも盤の中央であぶり出しを作る事自体が殆ど無い。

「詰将棋作品集「あさぎり」第92番・大塚敏男作 23手詰」
878.gif
詰上がり1例(作意は「フ」らしい)
879.jpg
最終手が2通りあり「フ」か「ク」のどちらになるという。
限定される詰み形で逆算出来るかどうかは微妙だ。
中央での「と歩」だけでの曲詰は、条件的には興味はあるが、実際の作図は難しそうだ。

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第820番「カナ詰」-43
876.jpg
第821番:「カナ詰」-44
877.jpg
作意は、 2018/05/12 へ
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2018/03/25  の作意
第814番:「カナ詰」-37:「ラ」
65銀・同歩・68桂・55玉・57竜・同と・54金・同玉・53桂成・同銀・55香・同玉・45金 まで13手

第815番:「カナ詰」-38:「リ」
55金・同と・74銀不成・同桂・54竜・同と・47馬・55玉・56馬 まで9手



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