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「図形(9駒の線):3筋縦一線」 [詰将棋]

端に偏った縦一線では、端を利用する事で独自の展開が可能になる。
一筋変われば、全く異なる展開になる筈だ。
縦一線の4銀詰は筋を変えて作られている事から判る様に、下段玉の詰上りもそれぞれの筋でありそうだ。
その中での第1155番の21飛成から31角成の筋は短編作の定番でもある。

柏川悦夫(香悦)作は、独自性が高すぎるが、収束の変化同手数の形崩れは仕方がない、さらに収束形からの異なる逆算は難しい。


柏川悦夫作「詰将棋半世紀 第2部:盤上流転・第88問」
作意
22と・同銀・21飛成・同玉・13桂・12玉・21銀・13玉・14歩・同玉・15銀・同玉・25金・16玉・46竜・同馬・26金打・17玉・27金打・18玉・19金・同馬・同馬・同玉・73角・29玉・28角成 まで27手詰
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詰上り図
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山本正作「第19回関西詰将棋ファングループ会合、昭和49年4月14日・解答競争問題(資料作成・田宮克哉)」:第V番「あぶり出し曲詰・V」
推定作意
77歩・同玉・68馬上(A)・76玉・65銀・同玉・56銀・同玉・57馬上・65玉・75馬・同香・66飛・55玉・44馬 まで15手
(A)68馬引以下、76玉・87馬以下余詰。
y22_1.jpg
詰上り図
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修正案
69馬を79馬に変えて修正する。
簡単に修正出来て、私見ではこのシリーズの代表作と思う。
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第1155番は、「詰図の舞」で、「図形(9駒の線):3筋縦一線」だ。
第1159番は、「詰図の舞」で、「図形(9駒の線):横一線」だ、収束に変化同手数あり。
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第1159番:「詰図の舞」「図形(9駒の線):横一線」31手
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作意は、 2023/03/11 へ
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2023/01/22 の作意

第1155番:「詰図の舞」「図形(9駒の線):3筋縦一線」
39金・同玉・49金・29玉・39金・18玉・36角・同桂・17と・同玉・26銀・同玉・37金・16玉・26飛・15玉・14と・同玉・24飛・13玉・12と・同玉・11桂成・同玉・21飛成・同玉・31角成・32銀打 まで29手詰
詰上り図
3182_1e.jpg
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