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数字「6」について [詰将棋]

あぶり出し曲詰・数字「6」は、電卓文字のデザインに近い「幅3X5」もある。
それは立体曲詰で使いたくなるデザインと思う。

だが1文字曲詰となると、「6」のデザインは「幅4X5」が中心になり、「幅4X6」も使用される。
幅4は単独数字文字では一般的となっている。
幅4の数字デザインは幾つか可能性があり、作者の好みで微妙に変わりそうだ。
曲詰では左右のバランスが取りにくい筈の偶数の幅4だが、数字では一般的なデザインになっているので、意外と作者を悩ますとも思える。

縦に関しては殆どの数字は5駒だが、「6」では5駒も6駒もある、これも作者の好みだと思う
田中至作「過雁組曲第90番」:縦6駒
kagan_090.jpg
46銀・同玉・65金・同玉・76金・同桂・85飛・75香合・64と・55玉・75飛・同歩・56香・同圭・同馬・同馬・67桂・同馬・46金右 まで19手
詰上り図
kagan_090e.jpg
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北原義治作「詰棋界短編292」197番:「幅3X5」
tumekikai_197.jpg
57歩・55玉・64竜・同金・67桂・同馬・57竜・同馬・45馬 まで11手
(形が崩れる逃げ方がある)
詰上り図
tumekikai_197e.jpg
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第866番「数字詰」-8
2779_1.jpg
作意は、 2018/10/09 へ
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2018/08/22 の作意
第858番:
15角・同銀・25歩・同玉・23飛成・24銀・14竜・同桂・26歩・同桂・36銀 まで11手

第859番:「数字詰」-6・「6」
56金・同と・75金・55玉・44銀不成・54玉・53銀成・55玉・67桂・同と・46金 まで11手
詰上り図(「幅4X5」)
2777_1e.jpg
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