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「3」と「5」 [詰将棋]

数字「3」と「5」は、「2」を含めて曲詰に多く登場する。
特に年賀詰と立体曲詰への登場頻度が高いと思う。

理由は以前にも述べたが、1つは「年」を表しやすい事で、他は電卓の7セグメント・デザインの応用が出来る事で、それに2文字デザインも作れる事がこれに加わるだろう。
ただし1文字デザインでは、7セグメント・デザインの採用率は下がる筈だ。

あぶり出し曲詰での7セグメント・デザインでは盤面の下側に金か銀を配置する事が多い、詰め形が作りやすいからだ。
847番の57金や、885番の57銀がそれに当たる。

特に小駒図式のあぶり出し曲詰シリーズとして作図すると、「1」と「7」以外はほぼ同じデザインになる、「57金」「57銀」を自然に発生させる小駒図式「あぶり出し」は作り難い。
一般には角の利きに金を打つ形で発生させる事は多い。

854番は盤面駒数が偶然に4枚に収まった。
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第854番素描の舞
2745_1.jpg
第855番「数字詰」-5
2778_1.jpg
作意は、 2018/09/03 へ
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2018/07/17 の作意
第846番:
33角・21玉・32角成(非限定)・同歩・31と・同玉・23桂・21玉・11角成 まで9手<

第847番:「数字詰」-3・「3」
54金・同桂・64銀不成・同玉・56桂・同と・63金・55玉・54と・同玉・53桂成・55玉・67桂・同と・46金寄 まで15手
詰上り図
2776_2e.jpg
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