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アルファベットの「C」と「F」 [詰将棋]

あぶり出し曲詰「アルファベット・C」と「O」のデザインは中央に駒が無く、詰め上がり55玉だと大きくずれる。
55玉以外でもデザインが縦横どちらかが偶数駒数の時はずれる。
中央からずれる事は気にしなくとも、作りづらい文字だ。

第838番は最小駒数デザインの「C」を目指したが、違和感があるので第837番を作った、同じ収束だ。
どちらも形を作る手順が多い事は同じで、このタイプの文字で起きやすい。
これを避けようとすると、詰め上がりの絶対性(変化同手数の詰め上がりを無くする事)が難しい課題だと感じた。

アルファベット文字はカナ文字と比較して、下側に駒が少ない文字が難しいと最初に考えたが、その例が「F」と「P」だ。
カナ文字に少ない頭でっかちの文字であり、詰め上がり形が難しい。
縦の線と考えれば同じなのだが、「D・I・L」の様に避けられない文字を含めて似たデザインが増えてしまいシリーズ性が弱くなると思う。
「F」は縦の線に玉を置いた。

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第844番「A-Z詰」-6
2721_1.jpg
第845番「A-Z詰」-7
2722_1.jpg
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2018/06/17 の作意
第837番:「A-Z詰」-3・「C」
66香・54玉・76馬・45玉・46歩・同玉・55銀打・同銀・同銀・47玉・57金・同玉・37竜・同銀不成・58銀・56玉・67馬・55玉・45金 まで19手

詰上り図
2717_1e.jpg
第838番:「A-Z詰」-3-2・「C」-2
69馬・同玉・59飛・同玉・48銀・同玉・49竜・57玉・58銀・56玉・47竜・同と・67馬・55玉・45金 まで15手
詰上り図
2743_1e.jpg
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