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「将棋イロハ字図」の半濁音 [詰将棋]

丸山正為作「将棋イロハ字図」の半濁音のデザインは、半濁音の記号を「4駒の丸印」で表している。

半濁音の作品を見た事は少なく、他のデザインの有無は定かでない。
例えば、岡田敏作の「パ」も同じ記号デザインだった、ただし全体の構図は「将棋イロハ字図」とは異なる。
(岡田敏作「万華鏡」169番」
830.jpg
詰上り図
831.jpg
「将棋イロハ字図」では、濁音が「横並びの2駒」のデザインなので、半濁音の記号を「4駒の丸印」で表すのは自然な成り行きなのだろう。
どう考えても「1駒の点で、丸」とするのは、上記の濁音とくらべると無理がある。
(丸山正為作「将棋イロハ字図」初形「ポ」)
832.jpg
そして、これも手数からも予想される事だが、「将棋イロハ字図」の濁音と半濁音の作品は、頭でっかちのデザイン故に1-3段目の比重が高くなり、下段で展開する作品が主体となっている。
「ポ」も6手目以降は下段になる。

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第786番「カナ詰」-21
828.jpg
第787番「カナ詰」-22
829.jpg
作意は、 2017/12/31 へ
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2017/11/13 の作意
第780番:「カナ詰」-17:「チ」
56銀・同玉・65銀・55玉・45飛・同香・54龍・同桂・67桂・同と・56香 まで 11手

第781番:「カナ詰」-16:「ツ」
45金・同玉・34飛成・同桂・35金・55玉・56銀左・同馬・47桂・同馬・67桂 まで11手
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