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曲詰「濁音仮名・バ」 [詰将棋]

あぶり出し曲詰「濁音仮名」20字+「半濁音仮名」5字を続けて作ってきた。
非濁音仮名文字に「濁音記号:3駒、あるいは半濁音記号:4駒」が追加されるデザインになる。
駒数の増加と、駒配置の拡がりが生じるので、感覚的には「簡素な仮名文字の2文字曲詰」に近いと感じた。
私の方針は、記号以外の文字の部分を可能なだけ小さくシンプルにデザインする事だ。
それでも駒数増加も駒配置の拡がりがあり、結果的に手数も長くなった。
記号が大き過ぎるのでバランスの崩れた形にはなるが、そこは小型曲詰にする為に妥協した。
記号部、特に半濁音記号の作り方はまだまだ、掴みきれていないと思う。
デザイン的に2文字曲詰感覚の文字は、次ぎに作っている漢字と似ていると思う。

曲詰「濁音仮名」と「半濁音仮名」は、丸山正為氏と岡田敏氏作以外は、ほとんど無いのかも知れない。

丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版)第102番」「バ」
73角成・61玉(あ)・51馬・同玉・41歩成(A)・61玉・62金・同玉・54桂・72玉・63角(B)・61玉・51と(C)・同玉・42桂成(D)・同玉・41角成(E)・33玉・34金(F)・同玉・23馬・35玉・26金(G) まで23手詰
(あ)同竜・同銀成・同玉以下不詰。
(A)41桂成以下(B)と同じ余詰。
(B)62桂成以下同玉・82飛成・72角合・73角・同竜・同銀成・53玉・54飛以下余詰。
(C)81飛成以下71桂合・52角成・同玉・82竜・72歩合・同竜・同竜・42と・61玉・62歩以下余詰。
(D)41角成・62玉・82飛成・72歩合・63銀成以下余詰。
(E)82飛成以下72歩合・41角成・33玉・83竜・73歩・24銀成・22玉・72竜以下余詰。
(F)23桂成か、83飛成か、24銀成とかでも多数の余詰。
(G)24銀不成で詰む、形崩れ。
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詰上り図
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2019/01/25ブログで「疑問局」とした作品、不完全度が髙い。
このデザインの「ハ」は大駒中心になり、余詰が出やすいと思う。
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第36番」「八卦詰-6」
63銀不成・同歩・44と(A)・同飛・同銀成・同玉・43銀成・55玉・54飛(B)・同玉・53飛・65玉・75金・同と・55飛成 まで15手詰
(A)64銀成・55玉・57飛・55歩合・54成銀・同玉・55歩以下余詰。
(B)53飛で、合駒が余る。
(B)を無視するならば、3-4手目を省けば修正可能か?。
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詰上り図
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第991番は、「詰図の舞」・「濁音仮名・バ」だ。駒の捌きの曲詰ではなく、駒数の変化が少ない作だ。
34馬を動かす目的に最初の4手を入れるか省くのかで悩んだ。
第996番は、「詰図の舞」・「漢字」>パーツの組み合わせで作る漢字(またはパーツで構成された漢字)が狙いだ。
「なべぶた」(「けいさんかんむり」)を含む漢字」だ、ただし国語的には第996番は「なべぶた」が部首ではない。
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第996番「詰図の舞」「漢字」21手詰
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作意は、 2020/07/06 へ
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2020/05/19 の作意(スクロール)

第991番:「詰図の舞」「濁音仮名・バ」
34馬・66玉・46竜・同銀成・75角・77玉・86角・同玉・95飛成・77玉・78金・66玉・67金・55玉・53桂成・65桂合・同竜・同玉・75と・55玉・47桂・同成銀・56金 まで23手
詰上り図
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