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「飛び石詰」 [詰将棋]

江戸時代の3大曲詰作家は「秘曲集」の添田宗太夫と、「妙案」の久留島喜内と、「極妙」「玉図」の桑原君仲とされる。
それに次ぐのが、「攻格」の徳川家治:象形・5作+あぶり出し・1作と、「童翫集」のあぶり出し12作だ。
「童翫集」は序文内容から「大小詰物」があると言われた事もあったが見つかっていない筈だ(暦の知識がないと判らない)。
「将棋攻格:第20番」:あぶり出し「大」
92金・同竜・同歩成・同玉・94飛(A)・81玉・82歩成・同玉・93飛成・81玉・72歩成・同玉・73桂成・61玉・62歩成・同銀・同成桂・同玉・63銀・53玉・54銀成・同玉・55銀・同玉・53竜・54金合(あ)・44馬・同歩・64銀 まで29手
詰パラ発行「古図式全書」の手順だが、(A)93飛・81玉・82歩成・同玉・72歩成・同玉・73桂成でも詰む、(あ)非限定。
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詰上り図
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ウエブサイト「詰将棋一番星」では「全作品リスト>飛び石詰」が紹介されている。
「すべての駒が互いに接していない作品」を対象にしている。
詰パラ2013年2月「新ケ江幸弘作:31手」
64銀不成・同玉・63と・同玉・53歩成・74玉・73桂成・同歩・65金・同玉・85飛・75香合・77桂・55玉・75飛・同と・56香・同玉・47金・55玉・46角・同竜・同金・同玉・36飛・55玉・56飛・同玉・57金・55玉・37角 まで31手
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詰上り図
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第897番は「5X5で9駒配置」の盤中央の「飛び石詰」だ、33銀と73銀の不動は不満だ。
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「幾何学図形」でも対称性は色々だが、1軸対称形でも図形名称があれば「対称形」とは通常は呼ばないようだ。
第902番は、左右対称の「幾何学図形」であり、逆**形と呼ぶのだろう。
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第902番詰図の舞「幾何学図形」:25手詰
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作意は、 2019/03/08 へ
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2019/01/19 の作意
第897番:詰図の舞「分散形の図形」:21手詰
55飛・同玉・46銀・同玉・37金・45玉・35金・54玉・53金・55玉・46金・同玉・47銀・同玉・77飛・同と・48金・56玉・57金・55玉・37角 まで21手
詰上り図
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