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あぶりだし漢数字「九」 [詰将棋]

漢数字「九」のあぶりだし曲詰の例は下記だが、駒数が少ないデザインだ。
縦横に駒を増やすデザインもある。
駒数は多くなりがちで、第887番は小駒図式とはいえ形作りの駒が目立つ。


岡田敏作「詰の花束:第582番」:「九」
32竜・51玉・52銀成・同金・41竜・62玉・54桂・53玉・52竜・同玉・96角・74桂合・同角・同歩・53香・同玉・63金・54玉・55歩・同竜・46桂・同銀・44金・同竜・65馬 まで25手
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詰上り図
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あぶりだし漢数字「九」は江戸時代にもあるが「象戯童翫集(野口益雄氏出版)」「将棋秘曲集(将棋世界付録)」共に誤図か不完全で理解困難だ。


私は、漢数字「一」「二」「三」は45年前に作図していて、「二」「三」は「不成の舞」第60番と第59番だ。
「一」13手詰も「詰パラ」に発表したが、収束5手に変長駒余りと変同がある。
これは修正出来ないが11手前の変長は、今見るとまずい。
その前半部分を作り直したのが第891番だ。
第892番は異なるデザインの「一」を考えた積もりだったが、読めないかも知れない。
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第891番「漢数字」-2:17手詰
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第892番「漢数字」?-3:17手詰
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作意は、 2019/01/13 へ
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2018/11/26 の作意
第887番:「漢数字」-1・「九」
21香成・同玉・22銀打・12玉・13銀成(非限定)・同玉・25桂・14玉・13桂成・同玉・23歩成・同玉・27香・33玉・43歩成・同玉・55桂・44玉・35金・55玉・45金打・同桂・65金 まで23手
詰上り図
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