SSブログ

OT松田作立体詰「密集形図形」について [詰将棋]

謹賀新年。
本年もよろしくお願いします。
-------------

2024/01/01に「詰将棋駒の舞(新館)」の定期更新を行った。
「2023/12月-1」の作意発表は、「詰図の舞」「あぶり出し・ギリシャ文字で、Φ(ファイ)」だ。
「2023/12月-2」の作意発表は、「漢字・生(なま・せい)」だ。
「詰図の舞」「寄木の舞」の追加登録も行った。

「2024/01月-1」は年賀詰で、「詰図の舞」「あぶり出し・漢字の略字風」だ。
「2024/10月-2」は年賀詰で、「詰図の舞」「あぶり出し・漢字」だ。

-------------
「ギリシャ文字・Φ(ファイ)」は、時々見かける文字だ。
少しでも、類似文字との差を出そうとすれば、デザインは大きくなりがちだ。
「漢字・生(なま・せい)」は、デザインは優しいとは思えないが、前例はある。

立体詰の片側として小型の「密集形」は可能性がある。
個人的には立体復元型曲詰「続積木の舞」で多数回を経験している。

流石に大型の密集形は難しい筈だが、その前例として、OT松田作がある。
雄大な初形から、白抜き漢字が浮かびあがる。
「詰将棋一番星 ホームページ」では、「漢字・王」曲詰の所に、唯一の白抜き漢字として掲載されている。
個人的には、奇跡的な作品に感じる。

OT松田作「近代将棋:1985年6月:密集形図形>白抜き文字「王」」
作意
63と・同玉・62金・53玉・43と・同玉・54と左・同馬・34銀・53玉・54と・同玉・46桂・55玉・56と直・同金・同と・同玉・67と・同玉・56角・同玉・66金・同玉・78桂・67玉・56角・同玉・66金・46玉・38桂 まで31手
otmatuda_kinsyo_198506.jpg
詰上り図
otmatuda_kinsyo_198506e.jpg
-----------------
田中至作「過雁組曲」:第50番「あぶり出し曲詰・B」
作意
33飛成・同と・55桂・54玉・53桂成・同香・44飛・同と・64金・同銀・同と引・同角・63銀・55玉・56銀・同馬・65と・同銀・67桂・同馬・46金寄
 まで21手
kagan_050.jpg
詰上り図
kagan_050e.jpg
*****************
第1209番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「密集形」だ。
第1213番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「?」だ。
****************
第1213番「寄木の舞」「図形・対称」>「?」13手
3292_1.jpg
作意は、 2024/01/29
-----------------
2023/12/12 の作意

第1209番:「寄木の舞」「図形・対称」>「密集形」
作意
37角・46角合・同角・同桂・66角・同桂・56銀直 まで7手詰
詰上り図
3287_1e.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。