SSブログ

「図形・飛び石詰:5X5:9駒」平方格子 [詰将棋]

「詰将棋駒の舞(新館)」に、「その他・作品」>「他・雑誌等発表作」のページを追加しました。(2022/02/18)

------------------
「図形・飛び石詰:5X5:9駒(正方格子)」は美しいし、飛び石詰の代表形だと思うが、作図例は多くない。
詰上りがほぼ角の王手になるので、発展性が少なくて作図意欲がないのだろうか。

岩田俊二作「詰パラ:2011/09」「図形・飛び石詰:5X5:6駒」(ブログ:2021/11/16)は6駒の長方形格子で、飛の空王手詰みだ。
それを空王手ではなく、飛の移動王手にしたのが第1095番だ。
飛は54か56から移動する必要があるが、77か73の駒で王手で詰ます手順を避ける必要があり、その為に73玉が必要で双玉となっている。
54飛に45か46に逃げられない為に3筋の駒が必要で、詰上り6駒では無理だ。
その結果として、第1095番の正方格子のデザインとなった。
飛の王手で詰む正方格子飛び石詰も、詰み型は限られる。

芹田修作「詰パラ:2010/10月」「図形・飛び石詰:7X7:9駒」
47飛・56玉・57金・55玉・33馬・同と・45飛・54玉・53桂成・45玉・35金・55玉・37角 まで13手詰
serita_20101.jpg
詰上り図
serita_20101e.jpg
---------------
丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第92改番」「あぶり出し曲詰・セ」
46角・同銀不成・44銀打・45玉・57桂・同銀不成・56竜・同香・37桂・同と・34竜・同角・35金・54玉・53桂成(A)・同香・同と・同金・55香 まで19手詰
(A)53とからの手順前後が成立。
m092_001.jpg
詰上り図
m092_001e.jpg
*****************
第1095番は、「詰図の舞」「図形・飛び石詰:5X5:9駒」だ。
第1099番は、「詰図の舞」「図形・飛び石詰:7X7:9駒」で、正方格子が傾いた形だ。
****************
第1099番「詰図の舞」「図形・飛び石詰:7X7:9駒」15手詰
3111_1.jpg
作意は、 2022/03/16
-----------------
2022/01/27 の作意(スクロール)

第1095番:「詰図の舞」「図形・飛び石詰:5X5:9駒」
36金・同玉・37金・35玉・46金・同玉・37銀・35玉・24銀不成・25玉・34馬・同玉・35金・43玉・33銀成・54玉・53桂成・65玉・66馬・同玉・77銀・65玉・55飛・同玉・54飛・65玉・57桂・75玉・55飛 まで29手詰
詰上り図
3149_1e.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。