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「仮名文字・グとプ」 [詰将棋]

8月の「駒の舞 本館」の定期更新しました。



7月-1は高美濃囲崩れのイメージだが同時に手順もごつい、左か右かの配置も一応迷う。

美濃囲い系は玉の周囲の金銀密度が高くないので、作例が多いと思う。

7月-2は「対称形で小型の図形」曲詰だ、打歩の収束形だが不成は入っていない。



8月-1は、シンプルな不成作で、自陣と金が必要な形だ。

8月-2はあぶり出し曲詰「記号」、不動駒が少ないのが私にとっては珍しい。



「仮名文字・濁音:グ」「仮名文字・半濁音:プ」も作図例が少ない。

将棋イロハ字図の2作共に記号部分が逆算の最後になり、苦労している。

第938番は全く逆の、記号が収束の作り方だが、楽にはなっていない。



丸山正為作「将棋イロハ字図・第126番」・「グ」

12歩・21玉・33桂不成・同馬・11歩成・31玉・21金(A)・41玉・53桂不成・同銀・51と・同玉・52銀・同玉・53角成・同玉・65桂・64玉・53銀・65玉・56銀(B)・同玉・67竜 まで23手詰

(A)22金以下41玉・32と・同馬・53桂不成以下作意手順で、33馬が移動したので作意手順で(B)で66銀が成立する

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詰上り図

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丸山正為作「将棋イロハ字図・第130番」・「プ」

1三香不成・22玉・12香成・31玉・23桂・41玉・51と・同玉・61角成・41玉・42歩・同玉・43馬・同玉・44銀・54玉(あ)・45角・同桂・57飛・同桂成・46桂 まで21手詰

(あ)52玉で53銀成・41玉・49飛・47歩合以下25手桂余りの変化長。

m130.jpg
詰上り図

m130_1e.jpg
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第937番は「仮名文字・濁音:グ」

第938番は「仮名文字・半濁音:プ」で、半濁音記号に玉がある。



第942番は「仮名文字濁音」だが濁音記号がやや失敗している。

第943番も「仮名文字濁音」だ。

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第942番詰図の舞「仮名文字濁音」・21手詰

2902_1.jpg
第943番詰図の舞「仮名文字濁音」・13手詰

2908_1.jpg


作意は、 2019/08/29 へ
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2019/07/12 の作意



第937番:詰図の舞「仮名文字・グ」

76金・55玉・64銀不成・同玉・63角成・55玉・44馬・同玉・33銀不成・55玉・15竜・同銀・25飛成・45歩合・同竜・同香・56歩・同玉・74馬・55玉・65馬 まで21手

6手目の変化の捨合は無駄合の解釈だが・・。

詰上り図

2890_2e.jpg
第938番:詰図の舞「仮名文字・プ」

42馬・55玉・64馬・同玉・74馬・55玉・56馬・同玉・57金・55玉・56香・44玉・43桂成・同玉・33歩成・44玉・35金 まで17手

詰上り図

2906_1e.jpg


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