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文字以外の曲詰組局と「八卦詰」 [詰将棋]

桑原君仲作「将棋極妙」の第1番から8番までは、八卦模様の連作だ。
横に5駒並んだ形と、5駒の中央が無い形のどちらかが縦に3本並ぶ。
それぞれ2通りで、合計8通りとなる。


桑原君仲作「将棋極妙:第1番」
33角成・同歩・35角成・54玉・53桂成・同香・45銀・同成銀・同馬・同玉・35金・54玉・45銀・65玉・63竜・同香・76銀・64玉・65歩・同金・同銀・同玉・75金 まで23手
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詰上り図
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桑原君仲作「将棋極妙:第6番」
73角成・同歩・55金・同銀・75と・54玉・65銀・45玉・67角・同成桂・35金 まで11」手
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詰上り図
gokumyo_006e.jpg
文字以外の曲詰組局の1例だが、8種類・8局で全部ときりが良い。
図形組曲はアイデアと実作のバランスが難しいのか、多くはない。
「八卦詰」は1セット全てのアイデアが光る、反面では似た形故に手順の類似性が避けにくいと感じる。
曲詰を含めた条件のシリーズには、いつも付いて回る事であり、個人の好き嫌いが分かれる理由にもなる。
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第899番は「駒の舞」本館1月の33手詰と同じ素材から派生したミニ趣向作だ。
二段捨て合の片側の34歩中合は曲詰には入れにくかった。
49角が無いと、16歩のタイミングが限定されない。
第904番と第905番は類似形状作だ。
ただし持駒と盤面配置の双方が違うので、当然ながら手順も変わり、姉妹作とは呼べないとは思う。
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第904番と歩の舞:9手詰
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第905番と歩の舞:9手詰
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作意は、 2019/03/20 へ
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2019/01/31 の作意
第899番:35手詰
14と・同玉・24と寄・15玉・14と・同玉・54飛・34歩合(あ)・同飛・24歩合・同飛・15玉・16歩・同馬・14飛・同玉・74飛・34歩合・同飛・24歩合・同飛・15玉・14飛・同玉・15歩・同玉・24銀・14玉・15歩・同馬・23銀不成・13玉・14歩・同馬・22銀不成 まで35手
(あ)24歩合は同と・15玉・14と・25玉・36銀まで

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