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献上図式の、曲詰と無仕掛図 [詰将棋]

門脇芳雄氏は「江戸時代の有力詰将棋作家は、曲詰と無仕掛図を1局ずつ作っている」と述べている。(曲詰を多く作った5人以外)
大塚敏男著「古図式の諸手筋一覧表」から該当作品集を選び出してみた。


「駒競」>無仕掛・29>曲詰・なし
「勇略」>無仕掛・なし>曲詰・91(象形)
「養真」>無仕掛・1・95>曲詰・92(象形)
「手段草」>無仕掛・10>曲詰・52(象形)
「勇士鑑」>無仕掛・48>曲詰・65(象形)
「無双」>無仕掛・12>曲詰・30(あぶり出し)
「図攻」>無仕掛・98(裸玉)>曲詰・88(象形)・94(あぶり出し)
「舞玉」>無仕掛・30>曲詰・20(あぶり出し)


有力作家とは「献上図式作者」の事だろう。
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濁音カナ文字の作図例は多くは知らない。
岡田敏作「詰の花束・第486問」:「ト・ビ」の2文字詰
42と・同玉・52歩成・32玉・42と・同玉・53桂成・同玉・64銀成・同玉・75金・同玉・65金・76玉・86金・77玉・21香成・22桂合・同馬・同金・69桂・同と・78歩・同玉・45角成・77玉・67馬 まで27手
hanataba_486.jpg
詰上り図
hanataba_486e.jpg
カナの2文字詰の片方が濁音で、コンパクトなデザインだ。
このようなデザインを想定して作りたい。
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「濁音」20字作図を全て狙うのかどうか、ザ行・ダ行は元々難しい文字が多く、ましてや濁音はどうか?・・・・・。
第903番は「半濁音」であり、「丸記号」をどうするかが試行錯誤だ。
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第903番詰図の舞「文字詰」:27手詰
2869_1.jpg
作意は、 2019/03/14 へ
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2019/01/25 の作意
第898番:詰図の舞「文字詰」:「ブ」17手詰
58金・同玉・67銀・47玉・49竜・36玉・38竜・46玉・47歩・45玉・46歩・同玉・55銀・同玉・35竜・同歩・56金 まで17手
詰上り図
2854_1e.jpg
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