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あぶり出し曲詰の指標 [詰将棋]

駒数・手数も数値だが、服部彰夫作「砂丘」第31番の解説で平井孝雄氏があぶり出し曲詰の指標を上げている。

「・不動駒数:枚数
・動駒率:動く駒数/配置駒数
・収束率:(詰め上がり(列*行))/(初形(列*行))」

不動駒数はあぶり出し曲詰作者は気にするようで、解説・感想に多く出て来る。
短編作では余程に少ない駒数の詰め上がり以外では該当しない事が多い

あぶりだし曲詰では文字・図形を隠す事が良いともされる。
不動駒・動駒率・収束率もそれに沿った考え方(アイデア)だ。

勿論単純ではない、例えば「周辺から玉を中央に呼び込む手法」と「全て中央でやりくりする手法」の曲詰めの比較ではどうか。
後者では「駒を捌く・消すだけでない手法」を含むようだが、それは動駒率と収束率とは微妙な関係と思う。

ただし複数の指標は、目標とか作図方法に参考に出来そうに思う。

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第793番「カナ詰」-25
838.jpg
第794番:「カナ詰」-26
839.jpg
作意は、 2018/01/24 へ
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2017/12/07  の作意
第786番:「カナ詰」-21:「ナ」
45金・同香・56馬・同と・67桂・同と・56歩・同玉・68桂・同と・57金・55玉・45竜・同香・56香 まで 15手

第787番:「カナ詰」-22:「二」
45飛・56玉・67金左・同銀成(非限定)・47金・同銀成(非限定)・55飛・同玉・45馬 まで 9手
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