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詰将棋ならば駒が余らない筈 [詰将棋]

7月初めは本館の定期更新しました。

下記の9手詰だが割り切れる変化が見つからないので見落としなのだろう、攻め方16歩追加で43飛・33合・35桂・34玉・45金・25玉・26飛の変化を作る。

服部彰夫作「砂丘」第78番は部分的には手筋作だが、全体は難解作だと思う。
12飛・同銀・34桂・同飛・32銀成・同角・12香成・同玉・22金以下21手
780.jpg
個人的には、解図する時は完全作の詰将棋だと思うし、手数が予想出来る時はそれも参考にする。
たとえば持駒4枚の7手詰では全ての作意は持駒を使用する。
盤面の駒を取ると、使用を含めて3手長くなるので、短編では目安になる。

中編では単純でないが、「詰将棋ならば駒が余らない筈」と考えると「持駒を使う」「駒取りで持駒を増やさない」と考えろ事もある。

第78番は持駒が多い状態での2度の駒取り(32銀成と12香成)が考えにくいと思う。
短編を中編に逆算した本作は、その段階で2度の駒取りが加わった。
余詰防止で追加の「26とと55銀」は詰め上がりでは余分感があるのはその為だ。
使っても持駒が減らない状態が、作意に見えないと苦労するだろうと思う。

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第749番続不成の舞
781.jpg
作意は、 2017/07/28 へ
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2017/06/10 の作意
4三飛・同香(あ)・1三飛・同玉・2五桂・2三玉・1二馬・同馬・3三金 まで9手詰
(あ)33合で変長になる>攻め方16歩追加修正します。
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