SSブログ

「完全一致」と「実質的一致」 [詰将棋]

「完全一致」は、客観的な用語で規約・ルールはもとより、全ての事に判り易いです。
重要な事はこうありたいとは思います。
残念な事に、詰将棋は規約・ルール自体がたとえ最初は「完全一致」を目標に作られていても例外事項の追加と成文化の難しさで、慣例が増えて「実質的一致」という言葉が歩いています。
「実質的一致」とは主観的な言葉ですので、それだけで反対は表面に出にくいです。
個々が受取方が異なるからです。
それが、具体例を要求・提出・実作で発生・・・等すると、賛否が分かれます。
慣例とか、主観的とかはそういうものです。
そして、裁判の判例と同様に詰将棋も多くの慣例ですすめられています。
これは、存在する成文を否定するものでなく、補かんするものであり成文自体を無視出来るものではありません。
結果として「規約・ルール上どうなるか」的な問題提起らしきものは無意味になります。
問題提起は、「成文規約・ルールと慣例上で、如何に扱われるのか」の形になります。
私は、少数の愛好者のみしか理解出来ない事が、慣例にはならないと考えています。
私の考え方は生前の「川崎弘氏の考え方」を踏襲したもので、川崎弘氏が生前書き残した(作品集・「北斗」に詳しい)内容と「完全一致」であり食い違いがあれば私の方が修正します。
ただし、川崎弘氏以降もグレーゾーンは増え続けています。
その結果、追加は生じるので現在は「実質的一致」です。

******************
-----------------
第503番と歩の舞
521.jpg
作意は、 2013/09/11 へ
-----------------
2013/07/25 の作意
6五歩・同桂・5四と・同玉・6五と・同玉・6六と・5四玉・5三と・同玉・7三飛成・5四玉・6五と・同玉・7七桂・5四玉・6六桂・5五玉・5三竜・6六玉・6四竜・7七玉・7五竜・8八玉・8六竜・9八玉・8七竜・9九玉・9七竜 まで29手詰
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。