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将棋大綱第百番の超長編 [詰将棋]

八代大橋宗桂「将棋大綱」の末尾の第百番は、作品集中で超長編だ。
超長編の最後は、最大手数の超長編のイメージを配置するイメージは誰しも持つが、現実の作品集ではそれ程も多くは無い。
そもそも、超長編を200手以上又は300手以上と仮定しても、現在では増えたとは言っても、作者数は限られている。
作品集をまとめる作者が、超長編を作っている事は現実に希なほうだ。
超長編に取り組んでいたと言われる七条兼三氏や駒場和男氏の作品集には、噂された超長編は登場しない。

「将棋大綱」100番集は、三上毅作品集「木葉」35番集との合本という珍しい本だ。
それにもまして、「木葉」35番が「扇の舞」が433手詰で、「将棋大綱」100番が321手詰の超長編という並びは珍しく感じる。
321手詰は「将棋図巧」の「寿」の611手詰につぐ江戸時代の2番目だ、ただ構成と駒配置に類似感があり手数以上に印象を弱めていると感じる。
原図は不完全で、そのままの修正が可能かどうかの問題もあるだろう。

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第758番27手詰
794.jpg
作意は、 2017/08/15 へ
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2017/07/22 の作意
46桂・同香・26桂・同香・24金・44玉・56桂・同と・45金 まで9手詰
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