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逆算での検討 [詰将棋]

正算または順算での作図は、詰将棋を解くのと似ているので、解図能力が劣ると結果として制約がある。
小さな読みの蓄積で全体を読みきってしまいたいといつも思っているのだが、私の作図方法ではなかなかうまく行かない。
正算で無理に詰ました後半は、非限定が生じやすく、そこの読みが乱れて抜けがちになる。

一度完成すると、原理的には逆算での検討や読みが可能な筈だが、完成という意識があると人間は、チェックが甘くなる。
作意が判っている作品の検討は逆算でそこそこ精度は出せる。
だが自分の作品と、作意不明の難しい作品は、検討レベルが低い。

解図能力が低くとも、難解作は作れる可能性はあるのだが、現実は逆算で精度を上げる検討方法を生かせる機会は限られる。

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第736番続不成の舞
759.jpg
作意は、 2017/05/11 へ
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2017/03/24 の作意
2一銀・同玉・3三桂・同歩・3二銀・2二玉・3四桂・同歩・3三と・同玉・4三銀成・2二玉・3二と(非限定)・1二玉・2一銀 まで15手詰
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