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逆王手は見逃しやすい [詰将棋]

A級順位戦・三浦八段対羽生三冠戦は観ていて面白かった。
特に、順位戦速報サイトの掲示板に弱いアマが書く検討はずれの投稿が笑わせた。
普通は目障りなものも多いので、表示しないモードにするのだが、デフォルトが表示なので見えてしまう。
終盤は、端で互いの玉が香の上で向かい合う形です。
某プロ六段曰く「頭がウニになる逆王手地獄形」です。
実際に、読みづらく難解ですが、逆王手が無ければ簡単に詰む形が沢山出て来ます。
それを、「詰むとか」「棋譜が間違っているとか」沢山投稿するから笑う。
自玉の逆王手は見逃しやすいというか、読みから外れるようだ。
実戦に役にたつ為に双玉詰将棋を作る人は少ない(神吉七段くらい?)だろうが、需要はありそうだ。
ただし、ルールの遅れている双玉はルール絡みになると、「ルール上の問題提起」という無いものに対する問題提起という先走りになりがちです。
唯一の成文(綿貫規約=単玉と3手以上のみ)と慣習ルールからなる(川崎私案)のが単玉=伝統ルールの現状でしょう。
それに対して、「逆王手は外さなければいけない」を加えた双玉はほぼ慣習ルールになっていますが、それ以上の問題(玉方の打歩・指将棋ルール上は出来ない初形・・その他)を含むルールはまだ確立していないと考えています。
そもそも、指将棋のルール自体にも不備があるように思います。

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第464番17手詰
481.jpg
作意は、 2013/02/07 へ
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2012/12/21 の作意
4四桂・4二玉・3一銀・同玉・3二銀・2二玉・1四桂・同歩・3一銀打・1二玉・1三歩・同玉・2二銀打・1二玉・2一銀左不成 15手詰
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