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どちらが勝ちか [詰将棋]

まもなく11月、本館の定期更新予定。

「週刊将棋」新聞の廃刊が予告されて、いよいよとネットの比重が高くなると感じはする。
ただし、現実の会員中でどれだけの比率が「詰めパラ」サイトや「全詰連」サイトを見ているかは情報がない。
短編詰将棋は、印刷本を持ち歩き暗算で解く事が習慣だ。
わざわざ、それだけの為にネット接続機器等の準備はしないだろう。
併行利用が続くだろう。
詰みのある次の1手は難しいが、もっと厄介なのが「どちらが勝ちか」だ。
もともと、詰みがある問題は手番側には少ない。
ただ、自玉の詰みを読む必要がある。
詰将棋だけでは強くならない、自玉の受けの力が必要だ。

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第643番19手詰
663.jpg
作意は、 2015/11/24 へ
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2015/10/07 の作意
3三飛不成・2四玉・3四飛不成・2三玉・3三飛不成・2四玉・3五飛成・1三玉・1四歩・同玉・1五銀・1三玉・1四歩・2三玉・3三金 まで 15手詰
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「次の一手」の詰み [詰将棋]

詰みがあるから、詰将棋は解けるとも言われる。
ならば、詰みのある「次の一手」は詰ませられるかの問題だ。
ただし、自玉の必死が明白ならば条件は同じなので、自玉の詰めるも、相手玉の詰みも同程度の難度の時が難しく適当だろう。
それに自玉の受けに持駒を使い、それでも必死がかかる状態が最適だ。
結局は2つの詰みを読み切る必要がある。
大道棋並みの難度になるだろうか。

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第642番続小駒の舞
662.jpg
作意は、 2015/11/18 へ
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2015/10/01 の作意
2三桂・2二玉・3三銀・1二玉・2四桂・1三玉・2二銀不成・同玉・3二と・1三玉・1二桂成・同玉・1一桂成・同玉・3三馬・1二玉・2二馬 まで 17手詰
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「詰パラ誌」でのインフレ [詰将棋]

今「詰パラ誌」でインフレが起きている。
まずは不完全作も入選になり、入選回数が増えた。
後日判明の曖昧さは消えたと同時に、「初登場」回数の記録が確定した。
詰棋校の3段階採点が甘くなった。
これは自然発生で、原因も目的も不明だ。
昔は予備作制度で、同一作者の同一号の採用数を抑える傾向があった。
評判は良くはなかったし、無視する担当者もいた。
現在は同一作者の同一号の採用数が増えた。
担当者の意見からの自然発生的だが、同人作家までの年数や年齢を比較する事は無意味になった。
半期賞の受賞数がインフレになりかけていて、複数受賞が度々起きる。
複数受賞の時は突出作品がない事であり、本来は受賞作なしなのだと思う。
大院の2作受賞は昔からあったが、同じ比率でも大学の3作は何故か違和感がある。
次の予想としては、看寿賞のインフレだろう。
前年度に予感が見えたので、次年度に注目だ。
インフレがプラスかマイナスかは、別問題で個人で感想は異なる。
大抵は問題無しか、たいした問題でないが、過去を忘れる必要は有りそうにも思う。

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第641番9手詰
661.jpg
作意は、 2015/11/12 へ
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2015/09/25 の作意
2二香成・同玉・3三歩成・1一玉・2二と・同金・1二歩・同金・2一桂成・同玉・1二角成・同玉・1三桂成・同玉・2三金 まで 15手詰
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短手数記録 [詰将棋]

短手数記録という言葉を見かける。
変化長なしを加えた上で、作意の手数とする意見が多いと思う。
だが、合駒絡みの特別ルールが絡む作品は、変化の通称無駄合が絡む事が多い。
通称無駄合を許容変化長と見るかどうかは、結論が出ない議論になりそうだ。
結局は、ルール上の記録以外は、判断は難しい。
ルールは変わらなくとも、許容変化長作は採用されにくい時期はあるので、早い発表も運次第だ。
色々の事情で埋もれた該当作の存在の否定も難しい。

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第640番と歩の舞
660.jpg
作意は、 2015/11/06 へ
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2015/09/19 の作意
5三桂・3一玉・3二銀・同と・4一桂成・同玉・3三桂・同と・4二金 まで 9手詰
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詰将棋では手筋の不成 [詰将棋]

今春の電王戦では、コンピュータが飛角歩の不成を読まないで読みを深くしている事を聞いた、コンピュータ将棋の定跡らしい。
市販ソフトは、不成を読むからプログラムの用途別の仕様だ。
詰将棋では不成は手筋になっていて、特別な手でも意外な手でもなく、捨駒と同じ手筋だ。
ただ愛好者は多い、私もその1人だが「不成の舞」(ならずのまい)を出してからは遠ざかっていた。
短編で作りたいものはほぼ作った感があった。
素描の舞には足りないが、少ない駒数でを主体に作図を再開したが、ますます類例に埋没する。
完成度の高い、シンプルな表現は残っていないのかも知れない。

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第639番続不成の舞
659.jpg
作意は、 2015/10/31 へ
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2015/09/13 の作意
1四金・同玉・1三桂成・同玉・1二銀成(非限定)・1四玉・2五銀・同と・1三成銀・同玉・2五桂・1四玉・1三桂成・同玉・1四歩・同玉・1五歩・同玉・2五金 まで 19手詰
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