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部分条件作 [詰将棋]

条件作は、細部までも加えると沢山組み合わせが出来る。
ただ一部でも、作ってみたくなるか、解いて見たくなるかどうかだ。
生駒の一色図式は、初形では多いが途中に成ったり、詰め上がりがどうなるかは通常は考えない。
もしも、そこもプラスで考える事は可能だろうかと考える。
成りが起きにくい位置で作図したり、成れない金一色にしたりの方がたぶん、早い。
暗算で解いて詰め上がりを見ない人が多いと、詰め上がりは見落としがちで、駒を使い解く位の手数か難度が必要かも知れない。
見て判る条件作は、初形だが組み合わせから見ると、部分条件作に過ぎない。
ただ余分な説明が不要なだけだが、圧倒的に多い。

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第621番29手詰
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作意は、 2015/07/21 へ
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2015/06/03 の作意
3五桂・2四玉・3三銀・1三玉・2二銀不成・2四玉・2三桂成・同玉・3三馬・1二玉・2四桂・同銀・1三歩・同銀・1一銀成 まで 15手詰
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自称中級 [詰将棋]

棋力・詰将棋問題の難度を、初級・中級・上級に分ける事も多い。
解けたら何段とか、段級位認定よりは曖昧だ。
故に自称になるが、圧倒的に中級が多いだろう。
「詰パラ」誌では、簡単な5手詰までが、初級で手数が増えると上級だから、自称なら殆どが中級になると思う。
どこか、かっての日本の国民総中流時代と似ている。
自称としては非常に無難だし、耳障りも良い。
「詰将棋解答選手権」でも、初級だけは解けるという人は多いだろうし、その結果は中級を名乗っても良さそうだ。
無理に、中級を細かく分けないのも大人の知恵だろう。

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第620番と歩の舞
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作意は、 2015/07/15 へ
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2015/05/28 の作意
4一香成・同玉・5一香成・同玉・5二銀・同玉・5三歩成・4一玉・3二香成・同玉・4三銀・3三玉・4四と・同玉・5四と寄・3三玉・4二銀不成・3四玉・3三銀成・同玉・4三と寄・3四玉・4四と まで 23手詰
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「詰将棋」の迷子 [詰将棋]

マニア以外が「詰将棋」という言葉を使うと、内容が支離滅裂になる。
「詰将棋」にはマニア用の固有名詞と、その他の辞書にも載りにくい一般名詞があるようだ。
ギャップが大きいので修正は不可能に近いが、ツィッター等でうっかり返信で修正してしまうと、全く通じない返信が帰る。
要するに、将棋自体も詳しく知らない人が平気で使うレベルもあるらしい。
具体的には「詰む」状態が理解されていない。
曰く、将棋は玉を取るゲームである、それからすると「詰将棋」は玉を取るパズルらしく王手放置の反則等は当然ながら意味不明だ。
おそるおそる退散する。

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第619番11手詰
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作意は、 2015/07/09 へ
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2015/05/22 の作意
2四金・同歩・2三金・同成香・1二金・同玉・2一銀・同玉・1三桂・1一玉・2二銀・同成香・2一金・同成香・同桂成・同玉・2三香・1二玉・2二香成・1三玉・2三と まで 21手詰
金は余詰(または売り切れ)でと金は不詰はよくあるケース。
その間の駒で・・。
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詰パラ年間解答成績結果 [詰将棋]

詰パラ年間解答成績結果の七条賞が発表された。
上位陣の高成績にはいつもながら感心する。
実質解けても、ミスはつきものだが多くがそれもクリアしている。
私は、一度も解答能力は高くならなかっただけに、本当の所は理解出来ない。
余詰検討能力だけは、一時上がった感もあるが、作意があっての事だったし、自作は愛着からか全く役に立たなかった。
作図が余詰検討が楽な作品に移行してゆくのも、影響はあるのだろう。

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第618番続小駒の舞
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作意は、 2015/07/03 へ
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2015/05/16 の作意
2一桂成・同玉・3一桂成・同玉・4一香成・2一玉・3一成香・同玉・4二香成・2一玉・1三桂不成・1一玉・1二歩・同玉・2三歩成(非限定)・1一玉・2一桂成・同玉・3二成香・1一玉・2二成香 まで 21手詰
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個人名と普通名詞 [詰将棋]

月初めは、本館の定期更新です。
モバイルは非対応の筈です。

詰将棋用語に個人名が入るものが時々あります。
自称なら、誰でも可能ですが、自己満足が進むだけです。
深く認識されると、普通名詞になる事があります。
個人が、自分の作風や条件や手筋に名を付ける事がありますが、固有名詞ではなく普通名詞のみで付ける方が多いです。
そうすると、広がると元々の定義や元々の内容と違った使われ方になりやすいのが、過去の例です。

最悪の場合は、提唱者の作品が条件外と言われかねない事も起きる。
マイナーで細々と自己満足で使っている方が、無難と思うこともあるでしょう。

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第617番15手詰
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作意は、 2015/06/27 へ
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2015/05/10 の作意
2三桂・同銀・2一角成・同金・2二金・同玉・3三金・同玉・4三歩成・2二玉・2一竜・同玉・3三桂・2二玉・2一金 まで 15手詰
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