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チェス [詰将棋]

突然に決まった「カスパロフ対羽生四冠のチェス対戦」です。
元世界チャンピオン相手では、勝敗は予想通りだが「夢」というのがぴったりに思った。
ただ、チェスはルールも怪しい。
観るではなく、見る感じで、おまけに一部しか見れなかった。
舞台セットは本式で、観る雰囲気だった。
チェスも「詰パラ誌」にチェスのコーナーが学生の頃(40年以上前)にあった事がきっかけで実戦は殆どゼロに近い。
プロブレムもルールが理解出来ずに、取り合えず王手連続で詰ますものを作ったが不採用で、「1手で勝ちだから、無意味」的なコメントだった。
今思うと、ルールを変えたコメントは奇妙で、内容が不採用を新人だから別の言葉で言ったのかもと思う。
しかし、強引なコメントは興味を無くさせたようで、止めてしまった。
微かな記憶は「ポーンの移動中合を繰り返す、クィーン鋸」だった筈。

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第586番続小駒の舞
606.jpg
作為は、 2014/12/23 へ
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2014/11/05 の作意
2一金・同玉・1三桂・同歩・1二金・同玉・2四桂・同歩・2三金・同銀・2二金 まで 11手詰
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下段玉の銀の成・不成 [詰将棋]

最近は下段玉ばかり作図している。
はっきりした理由はないが、何故か落ち着く。
ただ、攻め方銀の成・不成非限定が多発する。
金と同じ使い方の時には避けようもなく生じる。
銀4枚攻め方配置で正算(順算)で頭の中で作っていると、何故かその時は駒が動いていて、盤面に並べると気がつく。
下段玉で銀使用を前提に作る事に無理があるのだろう。
昔は持駒の打ち捨てを中心に作図していたので、意外と見過ごしていた。
非限定なしの制約にすると、下段玉で銀4枚攻め方は難しくなる様だ。

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第585番続小駒の舞
605.jpg
作為は、 2014/12/17 へ
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2014/10/30 の作意
3一桂左成・1二玉・1一桂成・同玉・2三桂不成・1二玉・2二桂成・同玉・3二香成・1二玉・1一桂成・同玉・2一成桂・1二玉・2二成桂・1三玉・2三成桂・同玉・3三香成・1三玉・1四歩・1二玉・2二成香 まで 23手詰


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解答審査ルール [詰将棋]

伝統詰将棋ルールは、作図と解答がひとつになっている事が間違い易い。
それは多くの人が感じていると思う。
詰将棋書の解答ルール説明に、作図ルールを当てはめた意見も見かけるが、その幾つかは解答ルール専用でかつ問題が完全性が高いと不要な意見だ。
解答審査は解答ルールに従えば良いのだが、問題の完全性が高くない物が含まれる事が多く、そこには作図ルールが介入する。
それ意外にも、誤記・手数数え間違いが存在する。
不完全の誤指摘もある。
過去に正解者が少ないとされる作品の幾つかは、作品の完全性の問題と、解答の誤記等の絡みが予想される。
これら全てを含めて、解答審査するのは極めて煩雑で難しい。
そして個人差が多く生まれるが現実はやむを得ない。
ただ、解答審査を簡略にするルール・方法は必要になると感じる。

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第584番続小駒の舞
604.jpg
作意は、 2014/12/11 へ
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2014/10/24 の作意
2一角成・同金・1三竜・1二金・2三桂・2一玉・3一桂成・同玉・3二歩成・同玉・4四桂・2一玉・3三桂・3一玉・4一桂成・2一玉・3一成桂・同玉・3三竜・2一玉・1三桂・同金・3二桂成・1二玉・2二成桂 まで 25手詰
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能力を超えた余詰 [詰将棋]

コンピュータ検討の時代ですが、いつも正解とは限らない。
あくまでもツール。
しかし、助かる。
それ以前は、余詰指摘があっても難しすぎて自分の力では判断出来ない事も複数回ありました。
1桁作品に中編以上の難解な余詰指摘で、担当者から問い合わせとなると焦り困った。
紙に系統図にして潰して行くのだが、いつまで行っても結論が出ない。
不明で謝って幕を閉じたくなるが、とにかく粘るしかない。
作意より巧妙な手順に驚く事もある。
解答者の正算能力は、作者の正算能力を超える事は珍しくない。
今でも、コンピュータ検討を越える例を見る事も多い、ただし作品に欠陥があるときが多いのは、コンピュータ検討の使い方の間違いが多いのだろう。

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第583番続小駒の舞
603.jpg
作意は、 2014/12/05 へ
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2014/10/18 の作意
1三歩・同桂・2一銀不成・同玉・3二銀不成・同玉・4三と・2一玉・3二と・同玉・3三銀行成・2一玉・3一銀成・同玉・4一香成・同玉・5一歩成・3一玉・2三桂・2一玉・2二歩・1二玉・1一桂成・同玉・2一歩成・同玉・2三香(非)・1一玉・2二香成 まで 29手詰
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完成度が高いと手筋か? [詰将棋]

「詰パラ誌」で攻め方歩の2度不成がどれか?と載っていたので、私の知っている一番古い作品を書くと「昭和45年3月・詰パラ・橋本守正作7手詰」です(注:以下は全て単玉が対象です)。
一番古いかどうかは知りません。
この作品は、攻め方歩の不成のスタンダード的な表現になっています。
勝手に手筋的に考えて、その仕組みを私は「9手表現の歩の双方不成(11手詰)」(注:最短記録は佐々木聡作7手詰)と、「歩の双方2度不成」に使いました。
パクリと言われればそうかも知れないが、同じ仕組みの「攻め方歩の2度不成」は流石に作る気がしなかった。
私の「攻め方歩の2度不成」局は9手表現で序奏2手の11手詰ですが、それは仕組みが異なり、北原義治氏のエッセイの「2段目の歩不成は空王手のみ作図可能」によります(考えれば直ぐに判ります)。
これを延長すると、「攻め方歩の2度不成」は3段目の歩不成が「空王手」と「それ以外」の2種類に分かれますから。

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第582番続小駒の舞
602.jpg
作意は、 2014/11/29 へ
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2014/10/12 の作意
3一角成・1二玉・1一桂成・同玉・4四馬・3三桂合・1二歩・同玉・4五馬・1一玉・1二馬・同玉・1三歩・1一玉・2三桂不成 まで 15手詰
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