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誤解・誤答・誤記 [詰将棋]

詰パラ誌4月号幼稚園の結果欄で、「誤解・誤答」について述べられていますが、これに誤記を含めると「詰ませているが答えがルール上は違う」場合になるでしょう。
もっとも解くとはルール上の正解を答える事と割り切れば「誤解」にまとめられます。

「解く」と、「詰める」とは異なるという事です。
「詰将棋」は実は、「作意を解く将棋問題」だという事です。
ルールのあるパズルとすれば、不思議でもありません。
クロスワードでは、出題者と同じ答えだけが正解ですからそれに近いです。
ただ、「詰将棋」では余詰は正解扱いですから、独自です。
「解答者」には「詰める能力」以上が必要という、より尊敬するべき事が判ってきます。

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第548番続小駒の舞
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作意は、 2014/05/21 へ
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2014/04/03 の作意
1二歩・同玉・1三歩・1一玉・2二銀成(非限定)・同玉・3二銀成・同玉・4三銀成・2一玉・2三香・1一玉・2二香成・同玉・3三成銀・1一玉・1二歩成・同玉・2三銀成・1一玉・2二成銀 まで21手詰
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詰将棋解答選手権一般戦・初級戦 [詰将棋]

チャンピオン戦は鑑賞する問題ですが、詰将棋解答選手権一般戦・初級戦は、解ける可能性があります。
流石に、初級は大丈夫です。
一般戦になると、後半は直感では見えないです。
特に、入玉形の生駒の攻めは普段解きも作りもしないので形から詰み形が見えません。
詰将棋だけやっていると、読むというより自分ならという作意を考えてから、調べはじめる事に改めて判ります。
これは、詰むかどうかの判断でなく、詰将棋らしい作意の作品ほどに解けます。
評価となると、解けない問題が好きになれない事が多くなりがちです。
2桁短編も鑑賞するレベルまで、詰ます力が下がったらしいです。
慣れた形と、綺麗な作意が手順が見えるのは、これも詰将棋病でしょう。

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第547番と歩の舞
567.jpg
作意は、 2014/05/15 へ
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2014/03/28 の作意
2二歩・1二玉・1三歩・同飛・1一桂成・同玉・2一歩成・同玉・1三桂不成・1二玉・1一飛・同玉・2一桂成・同玉・4三角成(非限定)・1二玉・1四香・同金・2三銀・1三玉・1四銀成(非限定)・同玉・2五金・1三玉・1四歩・1二玉・2一馬・同玉・3二桂成・1二玉・2二と まで31手詰
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相対評価の1位 [詰将棋]

昔、「近代将棋誌」の詰将棋欄は「塚田賞候補作」となっていました。
それから言えば「詰パラ誌」の詰棋校は「半期賞候補作」になると思います。
投稿作から採用された時点で、一段階を前進しています。
慣例で、半期賞は回答者投票の月1位作から、1作が選ばれています。
慣例というのは、過去に月2位作を半期賞に担当者が選んだ時に編集者からクレームが付いて変更した事があります。
それから編集部も変わっているので、現在の状況は不明です・・だから慣例という言い方です。
私は詰将棋の絶対評価は存在しなく、全て相対評価だと思っています。
従って個人差や、時代差があるのは避けられなく、個々の作品に運・不運があるのも同様に避けがたいと思っています。
その観点からは、大学院を除けば、半期賞は1作と考えます。
該当作なしとか、2作受賞は絶対評価が存在しないとありえないと感じます。
これらは選者が、何かの絶対評価を持っていないと起こらない筈です。
2作受賞は、私は相対評価でトップがない低いレベルとみます、選者はたぶん逆だと思っているでしょうが1作に出来ないのはどちらもトップには出来ない所があるとしか言えないでしょう。
「大学院を除けば」というのは、単純にここだけ手数に上限がないからです。
超長編が増えている現状に、2桁手数作と超長編とは作りも狙いも異なり、思いっきり妥協してもなお、同じ相対評価は無理と思います。

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第546番続小駒の舞
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作意は、 2014/05/09 へ
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2014/03/22 の作意
2二金・同玉・3四桂・1一玉・2二桂成・同玉・3三金寄・1一玉・1二歩・2一玉・3一と・同玉・3二金・同玉・3五香・4一玉・4二銀・同玉・4三金・同玉・3三金(非限定)・4四玉・3四金 まで23手詰
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段級位認定出題

段級位認定を短期の限られた問題で判断するのは難しでしょう。
ただ、長期の蓄積だけでは時間がないという人向けに必要とは思います。
その難易度はというと、詰将棋に関しては事前予測が難しいです。
特に作品にたまたまでも問題があるときは、詰めても解答が正解にならない場合が増えます。
詰める力よりも、詰将棋解答ルールの理解と偶然が絡みます。
それに、公平性を加えると相当に根深い問題となるでしょう。
定期開催だから、レベルの変動は受け入れて良いと考えます。

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第545番単騎の舞
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非限定有り。
作意は、 2014/05/03 へ
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2014/03/16 の作意
1二歩・同玉・2四桂・同歩・1一金・同玉・2一金・同金・1二歩・同玉・2三金・1一玉・2一銀成・同玉・2二金打 まで15手詰
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詰将棋解答選手権チャンピオン戦 [詰将棋]

業務連絡:「詰将棋駒の舞」本館は、4/01に定期更新しました。
柿木将棋フラッシュに新規から変更しています。

詰将棋解答選手権チャンピオン戦は話題としての興味と、作品自体の楽しみがあります。後者は、ほとんど解かない・解けないので、解説待ちです。
コンピュータソフトで解かせても、中編は意味不明の作品が多いので、無駄はしないです。
構図を見れば、何となく理解困難だろうと予想出来ます。
時間制限の中での、正解者なしは微妙ですね。
後に回し、時間切れの様子が見えるようです。
どこの場所で、打ち歩詰めが発生するかを探すだけでも大変です。

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第544番続小駒の舞
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非限定有り。
作意は、 2014/04/27 へ
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2014/03/10 の作意
2二香成・同玉・3三銀不成・1一玉・1二香成・同玉・1三歩成・同玉・2四金・1二玉・1三歩・1一玉(あ)・2二銀成(非限定)・同玉・3三香成・1一玉・1二歩成・同玉・2三金・1一玉・2二金 まで21手詰
(あ)2一玉は変化同手数(2二銀)と、迂回手順(3二銀成)と、別詰(3二銀不成)があり、作意に出来ないが、全部正解。
ただ、迂回手順不可で解答審査される可能性もある。
作品自体の問題。
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