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不利手筋 [詰将棋]

詰将棋で、流行があるとすれば、不利打・不利逃げ・不利交換等です。
歴史が古いが、表現は変わって来ています。
特に、現在は不利合駒絡みや不利交換が増えています。
合駒絡みという事は、玉方の不利手筋の方にも注目が増えている事です。
それの、多重化となると大駒が絡まないと難しいです。
そして、上下左右方向全てを使用する構図が向いています。
初形の構図で、何かを予感させる様です。
勝手に期待して、別の狙いの作品でも作者の責任でないが、期待しただけ評判が悪いかも知れません。
ただ、やや広がった構図自体は好まれないので、手順がカバーする期待はあっても当然とも言えます。

個人的には、オーソドックスな不利手筋を条件作に組み込み事にのも興味がある・あったのが実状で、しかも小駒図式が好きなので、やや遠い存在です。

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第538番続小駒の舞
558.jpg
作意は、 2014/03/22 へ>
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2014/02/02 の作意
2二金・同玉・3二金・同玉・3三金直・2一玉・3一と・同玉・3二金・同玉・3五香・2一玉・3二銀・1一玉・1二歩・同玉・2三金・1一玉・2一銀成・同玉・3二香成・1一玉・2二金 まで23手詰
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初形から詰め上がりが駒数が増える [詰将棋]

詰将棋は駒を捨てるとか、捌くとかのイメージからは、初形から詰め上がりまで駒数が減る事が多いイメージです。
解答者もある程度それを予想します。
また手数と持駒数から、持駒を打つ手を予想する事もあるでしょう。
短編で駒取りが盲点になるのは、作品自体でなく一般常識が影響する事も多いと思います。
従って、手数が判っており、持駒数が多い事は例外的に指し手が予想しやすいです。
しかも、詰め上がりに駒数が増える事が確定しています。
初形が駒数が少ない時は、一般にも珍しくありません。
暗算で解く問題レベルでは、詰め上がりは気にしない、見ない人も多いと思います。

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第536番5手詰-39
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第537番5手詰-40
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作意は、 2014/03/16 へ
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2014/01/27 の作意
1三桂・1一玉・1二歩・同玉・2四桂・同歩・2一銀・1三玉・2三と・同玉・3四と・1三玉・2五桂・同歩・2四金 まで15手詰
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鑑賞する作品と解く作品 [詰将棋]

初形はかなり、印象に残ると思いますが、暗算で解く者には記憶しにくいと短編作品でも解く気がしないのではなく、解く機会がないのが現在の私です。
盤面を憶えて、頭のなかで解くのが今のスタイルですので、長手数や合駒作品は難しいのは当然です。
ですが短編でも、広がっている形は離れた駒の利きを間違えてしまいます。
それらは、いつしか鑑賞するだけになりかけています。
では、では狭く駒数が少なく手数が長い場合はというと、合駒が複雑でないとかなり長くても詰ましたくなります。
年齢と共に、鑑賞用の作品と解く作品が、2分してきました。
後者は意外と少ないのかも知れません。

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第535番続小駒の舞
555.jpg
作意は、 2014/03/10 へ
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2014/01/21 の作意
2二香成・同歩・2一金・同玉・3一香成・1二玉・1一金・同玉・2一成香・同玉・3二香成・同玉・3三桂成・同玉・4三歩成 まで15手詰
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短打も限定打 [詰将棋]

詰将棋の大きなテーマのひとつに「遠打」があります。
それを含めて、飛角香を打つ場所が1カ所のみの時を「限定打」と呼びます。
限定打が加点要素かどうかは、微妙です。
なぜなら、その逆は「非限定」でありキズ又は余詰とも言えるからです。
慣習で以遠打ちは甘く見る事も多いです。
作る方でも、だんだん麻痺して、「限定打」はあるべき姿ですが、どれも加点要素と勘違いしがちです。
短打あるいは、直打も「限定打」には違いないのですが、雰囲気は微妙です。
個別に印象が分かれやすいからです。
短打を狙いにする時は、見るものに如何に判りやすく表現出来るかまで考える必要を感じます。
ちなみに私が「限打の舞」で短打を省くとテーマを決めたのは、短編集で「遠打」は無理だが、少しはそれに憧れがあったからです。

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第534番21手詰
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作意は、 2014/03/04 へ
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2014/01/15 の作意
2三桂・同香・1二歩・同玉・2四桂・同飛・2一銀・同玉・4一飛成・3一歩合・同角成・同金・3二金・1二玉・2一銀・1一玉・2二金・同金・1二歩・同金・3二銀成 まで21手詰
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コンピュータ指将棋盤転用 [詰将棋]

定期報告:2月初めに本館の定期更新。
勝田将棋盤が、メンテ無しで古くなりセキュリティー・ブロックにかかる様になり、変更の必要があります。
テスト的に、トップページの1月表紙解答のみ「柿木将棋」と併用にしました。
1000題をはるかに越える作品数の処理は、しばらく考えます。

コンピュータ指将棋盤転用詰将棋盤とは、おおげさだが「柿木将棋」の様な指将棋にも、詰将棋にも使用出来るコンピュータソフトの事です。
紙の本との違いは、玉方の持駒が自然に見える事です。
普通の将棋盤で、詰将棋を解いたり並べたりする時とは、玉方の余り駒を整理しているかどうかの違いです。
玉方の持駒が、簡単に判る・見えるかどうかは、ある種の詰将棋では解図等の役に立ちます。
合駒制限です。
最近は長編以外にも、合駒物や合なし作品が増えており、微妙だと思います。
個人的には、「単騎の舞」の本館図面を入力していると、玉方の持駒がほとんど無いので間違った様な錯覚をする事があります。
実は別館用の画像も、玉方持駒も出力されますが、切って使用しています。

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第533番続小駒の舞
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作意は、 2014/02/26 へ
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2014/01/09 の作意
2一桂成・同玉・2二桂成・同玉・1四桂・2三玉・2二桂成・同玉・3三桂成・同玉・3二銀成・3四玉・3三成銀・同玉・4三歩成・3四玉・4四と まで17手詰
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