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「手順前後」「成・不成非限定」等 [詰将棋]

連番が1月前からずれていました>修正します>お詫び。
月初めは定期更新予定です。

前回の「最終手余詰の変化のある合駒について」は北原氏の仮定局面を例にしましたが、実際は合駒がもっと早い時期にある場合で、「変化同手数駒余らず」と「変化同手数駒余りがあるただし最終手」の方がより紛らわしく、実際に有りました。
紛らわしいか自然に判るかが、今の運用基準に近いです。
したがって、文章化しにくいです。
その意味では、「手順前後」「成・不成非限定」その他・・も正確には余詰です。
作者が、希望で傷と言っているだけです。
希望がやたら多いのが、私だとは判っています。
正算(順算)だから多いが、基本は技術力の不足とも判っています。

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第499番5手詰-33
517.jpg
第500番5手詰-34
518.jpg
作意は、 2013/08/24 へ
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2013/07/07 の作意
2三角打・2二玉・3二角行成・1一玉・1二歩・同玉・2三馬・1一玉・1二歩・2一玉 まで11手詰
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最終手余詰の変化のある合駒について [詰将棋]

昔、45年位前の「近代将棋誌」(年月不明)に北原義治氏が、「余詰のある合駒は限定できるか?」と言うエッセイを書いています。(図面は記憶による引用)
515.jpg
例題があって、5手詰の2手目の合駒です。
1:作意は角合で余詰のない5手詰。
2:飛・金・桂・香・歩合は、作意の5手詰と、最終手で駒を増やす7手香余り順があります。
3:銀合は作意の5手詰と、最終手から駒余らずの9手詰があります。

最終手余詰は除外ルールと、終わりから4手目の合駒変化のどちらが優先かの悩ましい比較になり、解釈次第のグレー作品と思います。
現在、私個人が解釈すれば、
作者からは作意は合駒非限定の作品で、2手長駒余変化長と変化同手数があるが、最終手余詰可の解釈の適応次第で判断が変わる傷有り作品となると思います。
解答者からは、全ての合駒が最終手余詰との分離が明確でないので、全てが正解と思います。
選者とすれば、解答者が判定不能であるので、解答募集には原則は採用不適と判断しますが、非限定で全て正解を前提にして判別が容易との判断で採用はあり得るとは思います。
結局、「最終手余詰は可」というルールが、馬鋸の合駒と同様の例外ルールであるために起きる問題と思います。

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第498番単騎の舞
516.jpg
作意は、 2013/08/18 へ
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2013/07/01 の作意
1二角・同玉・2一角・1一玉・2三桂・2二玉・3二角成・1二玉・1一桂成・同玉・2一馬 まで11手詰
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伝統詰将棋のフェアリー駒・「合」 [詰将棋]

最近では個人的には必要ないと思っていますが、長く使い慣れたのが、「合」という表示です。
指将棋のルールに従う規約を適応して、禁じ手でなく不正解でない駒を書けば済むのに何故に、わざわざ「合」という表記=フェアリー駒?を使用するのかは、実は理由は知りません。
合駒非限定を隠す?、しかし禁じ手は駄目の筈だし、作意では制限は増えます。
別詰のある合駒は、作意に出来ません。
解答は、玉方最善の範囲なら全て可能です、作者に好意的かどうかは無関係です。
そもそも、駒箱にない駒を使用するのは、初心者向けとは思えないです。
歩合して、2歩の禁じ手もありそうです。
実際に詰棋書の解答図では、具体的な駒を使用する事が多いです。
これは、作者都合なのでしょうか、解答者都合なのでしょうか?。

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第497番19手詰
514.jpg
作意は、 2013/08/12 へ
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2013/06/25 の作意
2二桂成・同玉・2一桂成・同玉・3二銀不成・1一玉・1二歩・同玉・2三桂成・1一玉・2一銀成・同玉・3二桂成(迂回手順有り)・1一玉・2二成桂 まで15手詰
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ウエブサイトの廃止とブログ化 [詰将棋]

本館には「リンク集」があります。
ただ、時々にしかメンテをしないので、現実は放置状態です。
いくつかが、廃止されているか、見つからない表示が出ます。
また、サイトの内容が変わっているものもあります。
多いのはブログ化ですが、大きくなると全貌が判り難いので迷う事もあります。
一部にセキュリティブロックのアラームが出る事がありますが、どの程度注意すれば良いのか悩ましいです。
一時的に表示しない時もあるので、原則は存在しないもののみ削除で、8月更新時に修正したいと思っています。

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第496番続小駒の舞
513.jpg
作意は、 2013/08/06 へ
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2013/06/19 の作意
5二金・同玉・5三銀・同玉・4五桂・4二玉・3三金・3一玉・3二歩・2一玉・2四香・2三銀合・2二歩・1一玉・1二歩・同銀・2一歩成・同銀・同香成・同玉・3一歩成・1一玉・2一と・同玉・3二銀・1一玉・1二歩・同玉・2三銀成・1一玉・2二金 まで31手詰
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詰将棋から見た「柿木将棋 for ipad」の詰将棋解答機能 [詰将棋]

「柿木将棋 for ipad」に詰将棋解答機能がつきました。
見た目は、実戦の局面で詰みの有無を調べるような形に見えますが、使い方では普通の詰将棋も解きます。
他の指将棋ソフトの能力とハードウエアの制約からは、タブレットでは無理かと思っていました。
当然ながら、機能はパソコン版よりは制約はありますし、コンパクトな事もあり、解ける能力にも差はあります。
ただ、シンプルな手筋物はかなりの手数も早い時間で解答します。
やはり、詰将棋ソフトは、ルールの複雑さと作意決定などの「詰ます」以外で複雑な処理が必要になっていると再度、感じました。
マウスに慣れているのでタッチパネルは操作しにくいし、余詰調べは未対応のようですし、変則合駒には求解エラーが出やすいので、パソコン版使用の人はそのまま使用が良いでしょう。
しかし、ハードウエアの制約でもある程度は出来る事は示したと言えます。
ちなみに、「対局」>「局面編集」で盤面を並べて>「継続対局」>「詰将棋」>で解きますが先手・後手の入れ替えは出来ないので手番が違っておれば最初からやり直しです>「終局」で何か(詰み)を選び>元に戻ります。
「Menu」から保存等が出来ます。
機能は上記だけですが、解ける作品はかなり早いです。

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第495番続素描の舞
512.jpg
作意は、 2013/07/31 へ
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2013/06/13 の作意
第490番:2三飛・1四玉・1三飛成・同玉・1四金 まで5手詰

第491番:2一銀不成・同玉・3一角成・同玉・2二金 まで5手詰
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