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「蟻銀」幻想 [詰将棋]

詰パラ誌2月結果発表の短大22番の「蟻銀」は結果発表ではかする程度に触れています。
「NAりぎん」が「Aりぎん」に間違った事は、予測は容易ですが何故?・どこでは結構色々考えてしまいます。
作者のミス・選者のミスは考えにくいです。
あとは、活字拾いの場合でも電子入力の場合でも、作業者が「な」と「あ」を間違った=「N」を飛ばした可能性が高いです。
いずれにしても、1文字にするには外字として作る必要があるはずです。
当然ながらはじめて見る字でしょう。
それが、不思議と思わなかったのは似た事があったからと推察します。
そこで考えるのが、フェアリー駒です。
通常の将棋では存在しない駒に慣れて、普通の作業になってしまったという推測があります。
もう一つは、「成銀」等を2文字を1文字に変換するシステムが存在するのかも知れない。
どうでも良い事ほど幻想は広がります。

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第471番続不成の舞
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作意は、 2013/03/21 へ
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2013/02/01 の作意
1三角・2三玉・2四銀・同金・同角成・同玉・3四金・1三玉・2五桂・2二玉・2三金・同玉・3三飛成・1二玉・1三桂成・2二竜 まで 17手詰
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最高と最短 [詰将棋]

私には殆ど馴染みがないが、最長手数とか最高回数記録とが存在します。
記録は更新されるもので、新しい発想が加わる事も多く意味は大いにあると思います。
同等に、最短・最小記録もあります。
この中で、最小手数記録はやや厄介で、目標の設定の差は省いてもルール上の問題があります。
ルールには、変化長手数や合駒での例外規約があります。
後者は慣習として定着したものと、いまだにしっくりしない部分があります。
前者は、私が昔作った事があるが、変化長を使った作意最短があります。
規約詐欺のようなもので、技術的な最短ではありません。
最短手数は変化も含めて考えるべきと思います。
同様に、抜けがちなのが序奏付き最短手数作です。
最短表現でも、作品的には序奏があるので最短手数作でない場合は忘れがちですが、最短表現とするべきと思います。

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第470番続小駒の舞
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作意は、 2013/03/15 へ
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2013/01/26 の作意
6二歩成・同玉・5二歩成・6三玉・6一飛成・5四玉・5三と・同玉・5四歩・4二玉・4三歩・同玉・4一竜・5四玉・5二竜・5三歩合・4五と・同玉・4三竜・3五玉・3六歩・同玉・3四竜・2七玉・2五竜・1八玉・1七と・同玉・1八歩・同玉・1六竜 まで 31手詰
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看寿賞特別賞 [詰将棋]

看寿賞の一般投票が近づいています。
部門の中に特別賞があるのですが、最近受賞作がなく、どの様な作品が該当するのか分かり難くなっています。
昔は奨励賞がありましたが、それが無くなり特別賞になりました。
特別賞の受賞作を見ると曲詰・煙詰・条件作・裸王が多いです。
それ以外にもありますが、はっきり特別賞と判るのは、組曲の曲詰と駒余り大道棋です。それに限っていないと思いますが、最近受賞作がないのは個人で対象作の範囲が異なるための様に思います。
何をもって特別とするか、時代と共に変わって、ひょっとすると無くなったのかも知れません。
フェアリーとか不完全修正作等は該当しないものでしょうか。
後者は奨励賞では該当しています。

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第469番9手詰
486.jpg
作意は、 2013/03/09 へ
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2013/01/20 の作意
1二金(非限定)・同玉・2三金左・1一玉・2二金・同玉・3二金・1一玉・1二歩・同玉・2三金・同玉・2四歩・1二玉(変同)・2三歩成・同玉・3三香成・1三玉・1四歩・1二玉・2二金 まで 21手詰
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打歩詰応用作品が目立つ [詰将棋]

打歩詰は詰将棋のロマンなのか、あるいは構想作家に残されたユートピアなのか。
ただ、構想作といわれる分野での打歩詰応用作品が増えていると感じます。
一応、今は自分がそこに居ないので、流行という安易な言葉を使うが、あるいは残された新構想が存在する少ない場所かもしれない。

以前、「打歩大賞」とかがあり、新手筋分けがありました。
今それが続いておれば、悩みそうな複合作品があると思えます
複合作品は、新構想だが新手筋でないとの見方も出来るが、手筋は打歩詰打開だけでも良いと個人的に考えたいです。

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第468番と歩の舞
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作意は、 2013/03/03 へ
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2013/01/14 の作意
1一飛・同玉・1三香・2二玉・1一角・1三玉・2三飛・1二玉・2二角成・同金・1三歩・1一玉・2二飛成・同玉・2三金・2一玉・1二歩成 まで 17手詰
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アマチュアの世界 [詰将棋]

月初めは、本館の定期更新です。
2月はやや遅れるかも知れないです(ちょっとだけ)。

陣屋事件以来の対局ボイコットが起きた。
スポンサーに対して、契約で対局と棋譜の提供で契約するプロ世界では、契約不履行であり、どの世界でも契約不履行の代償は想像以上に大きい。
ただ、詰将棋ファンには無関係でしょう。

2014のカレンダーが制作中止になるそうで詰将棋ファンにはそちらが気になるかも知れない。
継続はそれ自体が困難だが、解答選手権は行われそうで継続と定着は対大変な功績だ。

アマチュアの世界では、スポンサーは必ずしも必要としないが、存在する事もある。
ただアマチュア意識という言葉は聞かない。
アマチュアの世界は本来自由だが、ただ自己主張は十分過ぎる程に多い(他人事では当然にない)。
それ自体は自由だが、それを無理に他に押しつける人も当然にいる事が悩ましい。
悩ましいとは、時には無理にでも統一しなければならない事もあるという意味です。

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第467番素描の舞
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作意は、 2013/02/25 へ
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2013/01/08 の作意
7三金・同桂・8一金・同玉・6一飛・9二玉・8二金・同金・同竜・同玉・8一金・7二玉・6四桂・6一玉・5二歩成 まで 15手詰
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