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玉方の持駒制限 [詰将棋]

伝統ルールで合駒制限の配置を置くことよりは、玉方の持駒制限の方がシンプルと思う人もいるでしょう。
それとは別に、盤面を広く使うためや曲詰等で合駒制限の配置が出来ない場合もあるでしょう。
どちらも、フェアリー的な新ルールと思えば良さそうだが作図側からは、全く異なる感覚です。
前者は、合駒制限の配置で伝統ルールに出来るが、後者は出来ないか作図目的が果たせない。
これは、大きいと思います。
後者は、伝統ルールで出来ない事を新ルールでのみ行っているが、見かけは素通りしてしまいそうですし、作者は意識していなくとも第3者的にはルールが違えば出来る事が増える事は当然のイメージです。
フェアリー同様の新ルールとすれば、すっきりでしょう。

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第466番単騎の舞
483.jpg
作意は、 2013/02/19 へ
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2013/01/02 の作意
1五桂・2二玉・1四桂・1三玉・2五桂・1四玉・1三桂成・同玉・1四歩・2二玉・2三歩・2一玉・1三桂・1二玉・3二竜・1一玉・2二歩成 17手詰
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プロ棋戦での角不成 [詰将棋]

プロ棋戦での逆王手に続いて、角不成の登場です。
王将戦第1局佐藤康王将対渡辺明竜王戦です。
ただ、詰将棋で言えば、作意=本譜でも、変化でもなく紛れ順です。
先手の敗着とされている4五桂で正着とされている3四桂の時の検討手順に、3三角不成が登場するようです。
勿論、打ち歩詰め逃れです。
大駒不成は、過去に遡ると少数の例はありますが棋譜に残らない部分は判らないです。
あとは、ネット棋戦で時間切れ寸前で成る時間がない不成があります。
コンピュータ将棋では選択の時間がかかります、詰将棋の解答では書くのが面倒で書かない時になるでしょう。
詰将棋でいえば、成・不成非限定の時に不成にするイメージとも言えます。
変化の時は変別になるが、作意は余詰?・迂回手順?・非限定傷?・軽傷で無視のどれかはかなり微妙でしょう。

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第465番続小駒の舞
482.jpg
非限定あります。
作意は、 2013/02/13 へ
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2012/12/27 の作意
2二香成・同歩・同香成・同玉・3二香成・1二玉・2三と・同玉・3三香成・1三玉・1四歩・1二玉・2二成香 13手詰
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逆王手は見逃しやすい [詰将棋]

A級順位戦・三浦八段対羽生三冠戦は観ていて面白かった。
特に、順位戦速報サイトの掲示板に弱いアマが書く検討はずれの投稿が笑わせた。
普通は目障りなものも多いので、表示しないモードにするのだが、デフォルトが表示なので見えてしまう。
終盤は、端で互いの玉が香の上で向かい合う形です。
某プロ六段曰く「頭がウニになる逆王手地獄形」です。
実際に、読みづらく難解ですが、逆王手が無ければ簡単に詰む形が沢山出て来ます。
それを、「詰むとか」「棋譜が間違っているとか」沢山投稿するから笑う。
自玉の逆王手は見逃しやすいというか、読みから外れるようだ。
実戦に役にたつ為に双玉詰将棋を作る人は少ない(神吉七段くらい?)だろうが、需要はありそうだ。
ただし、ルールの遅れている双玉はルール絡みになると、「ルール上の問題提起」という無いものに対する問題提起という先走りになりがちです。
唯一の成文(綿貫規約=単玉と3手以上のみ)と慣習ルールからなる(川崎私案)のが単玉=伝統ルールの現状でしょう。
それに対して、「逆王手は外さなければいけない」を加えた双玉はほぼ慣習ルールになっていますが、それ以上の問題(玉方の打歩・指将棋ルール上は出来ない初形・・その他)を含むルールはまだ確立していないと考えています。
そもそも、指将棋のルール自体にも不備があるように思います。

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第464番17手詰
481.jpg
作意は、 2013/02/07 へ
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2012/12/21 の作意
4四桂・4二玉・3一銀・同玉・3二銀・2二玉・1四桂・同歩・3一銀打・1二玉・1三歩・同玉・2二銀打・1二玉・2一銀左不成 15手詰
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日本将棋連盟ウエブサイトの詰将棋 [詰将棋]

将棋(主に指将棋)関係のウエブサイトにも詰将棋が掲載される事が多くなりました。
日本将棋連盟ウエブサイトびも昨年末から掲載されています。
初回は水上編集長の新作?で、以降は過去発表作で形と手順が適当な作品の様です。
関西将棋会館のウエブサイトでは、かなり昔から詰将棋は沢山掲載されています。
その他に多数の地方・アマ・将棋連盟や支部のウエブサイトでも、次第に増えていると思います。
手数は短く、形は小さくて、易しい手順だがちょっと面白い作品が適当と推察しますが、現実は意外と難しい条件です。

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第463番落城の舞
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作意は、  2013/02/01  へ
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2012/12/15 の作意
第458番:3一馬・2三玉・4一馬・同龍・1二馬まで 5手詰

第459番:1三金・同玉・1四金・同玉・2四銀成 まで 5手詰
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将棋図攻93番 [詰将棋]

12/31の夜遅く、本館の定期更新です。
若干いつもより多めですが、無事終了しました。
その後に、表紙作品の「3三歩」が何故あるのかと考えてしまった。
変化別詰防止の駒と、忘れていました。

「詰パラ1月号」が早く到着し、「将棋図攻93番が偽作意」を読む。
最近、熟読中の「『この詰将棋がすごい!』2012年度版」p.117 の上田吉一インタビューでの図攻複数作家説で読んだばかりです。
出来が悪い作で本人の作と推察しているが、偽作意のために多くの駒を配置しているなら益々、その通りになるだろう。
真相不明の失敗作だろう。

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第462番続素描の舞
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作意は、 2013/01/26 へ
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2012/12/09 の作意
2一金・同飛・2三桂・同飛・1二歩・同玉・1三歩・同飛・2二金まで 9手
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