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困難は分割する [詰将棋]

難しい事は、複数に分けると可能になる事もあるという意味です。
詰将棋で言えば、正算(順算)では序盤・中盤・収束は異なる場所で行うとうまく出来るとか・・・です。
長編以外は、広がり過ぎて好ましくはなさそうですが・・。
長編は作図法のポイントでもあります。

しばしば、思う事に詰将棋のルールの成文(綿貫案)等が、なぜに作図と解答と(少なくても)分けなかったのかと疑問に思います。
例えば、「攻め方が最短手数で詰ます事」があります。
作図面では、間違いで攻め方自由で長手数の余詰も不完全です。
解答面では、作品の完全性があるのを前提とすれば、長手数変化別詰不可とか迂回手順不可とか千日手不可を含むのでこれで良い筈です。
作図と解答をまとめて、ルールにすると誤解しやすい内容になります。
そして、一向に規約が出来ません。

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第449番5手詰-25
465.jpg
第450番5手詰-26
466.jpg
作意は、 2012/11/21 へ
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2012/10/04 の作意
1四馬・1二玉・2四桂・2一玉・3二馬・1一玉・3三馬・2二金合(非限定)・2三桂・2一玉・3二桂成・同金・1一馬 まで 13手
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4駒埋め込みシリーズ [詰将棋]

何となく作り始めた「金・銀・桂・香」の1種4枚を、同一の位置関係で埋め込むシリーズ・・・ついでに小駒だけで作る。
気がつたら結構作っています。
見た目も、手順も特徴はなく、なんとなく・・・。
ただ、埋め込む事が意外と作る側だけは面白い。
ただ意外と、埋め込みそこねてはっきり見えてしまうと逆に面白くない、不思議です。

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第448番続小駒の舞
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金4枚が目立ち過ぎ。
作意は、 2012/11/15 へ
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2012/09/28 の作意
2一と・同玉・3一香成・1一玉・2一成香・同玉・3二香成・同玉・4二香成・2一玉・3二成香・同玉・3三と・同玉・4三とまで 15手
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溢れた素材 [詰将棋]

昔、「歩兵の舞」という百番集を自費出版しました。
比較的短い時間で作ったので、完成しないで間に合わなかった素材があります。
完成しても、選題落ちも多数あります。
条件作なので、無理作りも多く、未完成の素材はその選題から溢れます。
不採用と溢れた素材は、もう同じ条件(盤面、歩一色)から離れて拘りは無くして作ります。
異なる条件で見直す事が良い結果になる事も多いです。
ですが、たまたま同じ条件で完成するめずらしい事もあります。

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第447番と歩の舞
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作意は、 2012/11/09 へ
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2012/09/22 の作意
2一香成・同玉・4三角(非限定)・3二銀合・3三桂・1一玉・2三桂・同銀・2一桂成 まで 9手
2手省いて、馬1枚の方が普通か?。
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自作の改良・発展 [詰将棋]

作者ならば特に正算(順算)タイプならば、ひとつの素材から複数の作品を作る事は普通に行います。
発表作の改良は、元を削除する程の改良でないと意味はないです。
ただ、本当の素材ならばそこから積み上げる部分の方が多いので、完成したものは別物です。
ただし、うっかり忘れて推敲して構図の変更をすると、似た作品になる事があるので、かなり注意が必要です。
一番悩ましいのが、改良とも言えず、しかし素材部がはっきり残っている場合です。
作者が片方を選ぶべきですが、なかなか決められないです。

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第446番単騎の舞
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作意は、 2012/11/03 へ
単騎の舞:26番から得た発展・改良案に22番の前半部を組み合わせました。
ただ、単純な26番の持駒変更の方が、良かったかも知れません。
悩んでも、よりよくならないです。
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2012/09/16 の作意
441番:1二飛・同玉・1一飛・同銀・2三金 まで 5手

442番:3二角・同飛・2三飛成・同玉・1三角成 まで 5手
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昭和30年代 [詰将棋]

10月最初は、本館の定期更新時です。
色々悩む事もあるが、結局部分更新だけです。
ちょっと勝田将棋盤のファイルが増えすぎて、簡単には変える事が出来ない。

普段はグーグル・クロームを使い、ウエブサイトの更新作成のローカル・プレビューにはファイヤーフォックスを使い、柿木ファイルから勝田ファイルの変換だけIEを使うという3ブラウザ制は止めた方が良いと思いますが・・・・。

よく既視感の有無をいうが、年齢でことなるでしょう。
私の年齢は、自覚が薄いのが昭和30年代です。
正確にはそれ以前ですが、丁度詰将棋を始める少し前が、盲点になりやすいです。
生まれる前は自覚があるが、詰将棋を始める少し前を知らない事が自覚がない。
作品集等で見るからだろうが、それがごく一部だと忘れがちです。
自覚がない時期の作品との同一作は、流石に厳しい。

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第445番13手詰
461.jpg
作意は、 2012/10/28 へ
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2012/09/10 の作意
2二桂成(非限定)・同金・同桂成・同玉・3三金・2一玉・2二香・1二玉・1一桂成・同玉・2一香成・同玉・2三香・1一玉・2二香成 まで 15手
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