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曲詰に於ける曖昧図形について [詰将棋]

立体曲詰のデザインは、作りながら調整するので、アバウトで曖昧な図形とデザインになり易い。
例えば、「対称」形は、自由度が高い曖昧な図形だと言える。
村山信二郎作「三つ巴」がある、実際の図形は全く異なるのだが、詰上りに駒の密集が3ケ所に別れる事から命名したようだ。(ブログ 2019/12/09 参照)
アバウト過ぎるのだが、それが故に後で話題にもなる。
第1165番は例えば、「アルファベットe」等の可能性を探していたが、「図形:巴」でどうかと考えた。
「円(丸)」+「円弧」で、「巴」のイメージだ、「対称形」に近いアバウトさがある。文字で無い図形または物の形は、曖昧図形になり易い。
それは秘曲集で見られるデザインの考え方とも似る。

添田宗太夫作「将棋秘曲集:第47番」「あぶり出し曲詰・徳利」
作意
54竜・同玉・53金打・45玉・35金・56玉・48桂・55玉・64銀・同玉・75竜 まで11手
hikyoku_047.jpg
詰上り図
hikyoku_047e.jpg
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田中至作「過雁組曲」:第2番「あぶり出し曲詰・ロ」
作意
66銀行・54玉・53金・同玉・63歩成・同玉・64銀・54玉・65金・同角・55銀行・同銀・45竜・同角・66桂打・同成桂・同桂・同銀・46桂・同銀・44飛成 まで21手
kagan_002.jpg
詰上り図
kagan_002e.jpg
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第1161番は、「寄木の舞」「上下対称」>「数字:8」だ。
第1165番は、「寄木の舞」「図形・巴」>? だ。
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第1165番:「寄木の舞」「図形・巴」13手
3224_1.jpg
作意は、 2023/04/16
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2023/02/27の作意

第1161番:「寄木の舞」「上下対称」>「数字:8」
57香・同金・54金打・同と・同金・同玉・53と・55玉・56歩・同金・同銀・同玉・57金・55玉・64角・同歩・44銀打・同と・46馬 まで19手詰
詰上り図
3217_1e.jpg
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