SSブログ

綾瀬研「ランダム3・5・7手詰」について [詰将棋]

「漢字・永(えい・ながい)」は、
「漢字・「水(みず):新館・漢字4画19番 」と、
「漢字・氷(こおり):新館・漢字5画36番 」の
デザインと比較して、デザインと作図した。
-----------

綾瀬研著・斎藤慎太郎推薦「終盤力を鍛える3・5・7手ランダム詰将棋」は、3-7手の約200題の作品集だ。
馬屋原剛・久保紀貴・太刀岡甫・藤原俊雅・岸本裕真の5人が各40題を出題している。
手数順ではなく3・5・7手詰が混在している。
平均的には駒数が少ない・配置が小さい作品が主流で手筋作が多いが、合駒・両王手・限定打・不成・打歩詰の超短編表現作も含まれている。
さらには、双玉・ツイン・遠駒・中合・捨合・打診中合も登場して、かなり駒数が多い作品もある。
テーマを広く決めての作図方針は、短編をまとめて作ろうとした時の有効な方法であり、テーマを決めた方が作図しやすい面がある。
作者毎に、微妙に内容・作風が異なる事は楽しめる理由ともなっている。
ツイン問題もある。
詰パラ誌では図面のない出題方式が突然に行なわれたという歴史的な暴挙?があるツイン問題だが、この本では図面を2題とも載せる常識的な出題方式であり、普通に問題が増えたと言えるだけだ。(故に問題数は200題を数題超える事になる)
あらに、あぶり出し曲詰も1題ある。

岸本裕真作「ランダム3・5・7手詰・第177問」あぶり出し曲詰「7」
作意
36馬・55玉・54馬・同玉・55飛・同玉・56竜 まで7手詰
randum_177.jpg
詰上り図
randum_177e.jpg
---------------
山本正作「第19回関西詰将棋ファングループ会合、昭和49年4月14日・解答競争問題(資料作成・田宮克哉)」:第U番「あぶり出し曲詰・U」
推定作意
53銀不成(A)・55玉・45金・同玉・57桂(B)・同馬・36銀(C)・55玉・35竜・同馬・56竜 まで11手
(A)74竜以下、55玉・45金・同玉・57桂・同馬・65竜以下余詰。
(B)36銀以下、46玉・66竜・同桂・35角・37玉・27竜以下余詰。
(C)65竜以下余詰。
36竜以下、55玉・35竜引・45金合・同竜寄以下余詰。
y21_1.jpg
詰上り図
y21_2e.jpg
修正案
修正困難。

*****************
第1154番は、「詰図の舞」で、「漢字・永(えい・ながい)だ。
第1158番は、「詰図の舞」で、「漢字」だ。
****************
第1158番「詰図の舞」「漢字」19手
3144_1.jpg
作意は、 2023/03/05 へ
-----------------
2023/01/16 の作意

第1154番:「詰図の舞」「漢字・永(えい・ながい)」
36金・同玉・27金・45玉・35と・同玉・25と・45玉・36銀・44玉・34角成・53玉・52馬・64玉・65歩・同玉・76金・同玉・58角・同と・77歩・75玉・85と・65玉・76銀・64玉・74と まで27手詰
詰上り図
3133_1e.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。