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「飛び石詰」の作図について [詰将棋]

2021/09/01に「詰将棋駒の舞(新館)」の定期更新を行った。
「2021/8月-1」の作意発表は、「無掛の舞」19手詰だ。
「2021/8月-2」の作意発表は、「詰図の舞」であぶり出し曲詰「漢字・込(こむ)」29手詰だ。
「続・駒の舞」>「詰図の舞」「無掛の舞」の追加も行った。

「2021/9月-1」は「続積木の舞」15手詰だ。
「2021/9月-2」は「詰図の舞」・あぶり出し曲詰「漢字」21手詰だ。

2021/8月には「詰将棋駒の舞(新館)」で「続小駒の舞」のジャバスクリプト化を行った。
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曲詰「漢字・込(こむ)」について、2手目の変化は同手数駒余りか、あるいは2手短いが、変化別詰があるという認識だが、紛らわしくもある。
ただ曲詰で形を作る初手は省き難く、最初3手は入れたい手順だ。
部首「しんにゅう」は、「1点しんにゅう」は3画に、「2点しんにゅう」は4画になる。
曲詰「漢字・込(こむ)」は3画+2画で、5画になる。
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あぶり出し曲詰「図形」では、「密集形」は駒の密集度が高くてデザインによっては、難しかった。
「図形・市松」は駒の密集度的には丁度適度と言えるので、難しいデザインを選らばなければ自由度はあった。
駒の密集度的が低い(低すぎる)図形に「飛び石詰」がある。
その象形とあぶり出しを含めたリスト(駒数4以上)は「詰将棋一番星」サイトにある(私の環境では図面は見れないが)。
私は過去に2作「飛び石詰」を作ったがそこで停滞した、理由は下記だがそれを踏まえて、再度幾つか作図する事にした。

・「飛び石詰」は詰上りが飛び道具駒に限られていて、詰形が少ない。
・駒密度が低い事で、詰め上りの駒数が少なすぎる。
・詰上り形が無防備に近くなり、そこからの逆算は無防備か、駒の交換になりがちだ。
・詰方の勢力が玉方を上回り、かつ攻め方に大駒が増える事から、不完全作が多くなる。・全ての制約から、類型や過去の作図例から離れる事は完全には出来なく、または難しい。
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盤中央での小型曲詰「図形・市松」は一旦終えるが、自由度が高いのでまだまだ興味はある。
前々回の馬鋸入り市松例の岡田敏作を紹介する。

岡田敏作「詰の花束:第441番」:「市松」
88銀・89玉・59竜・同桂成・79金・98玉・87銀打・同金・同銀・同玉・88金打・96玉・85銀・86玉・87銀・85玉・86銀・74玉・73飛成・同馬・66桂・65玉・29馬・64玉・28馬・65玉・38馬・64玉・37馬・65玉・47馬・64玉・46馬・65玉・56馬・64玉・55馬 まで37手詰
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詰上り図
hanataba _441e.jpg
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丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第64改番」「あぶり出し曲詰・フ」
32馬・同玉・31飛成・43玉・34竜・54玉・46桂・同と・57香・同と(A)・46桂 まで11手詰
(A)56歩合で、以下53角成・同玉・63銀成以下17手桂余り変化長手数。
m064_001.jpg
詰上り図
m064_001e.jpg
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第1067番は、「詰図の舞」「図形・市松(7X3)」だ。
第1071番は、「詰図の舞」「図形・飛び石詰」(5X5、7駒)だ。
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第1071番:詰図の舞」「図形・飛び石詰」19手詰
3015_1.jpg
作意は、 2021/09/29
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2021/08/12 の作意(スクロール)

第1067番:「詰図の舞」「図形・市松(7X3)」
44銀・54玉・45金・同玉・46金・同玉・47馬・45玉・35飛・同香・34銀不成・同玉・26桂・45玉・46歩・54玉・65馬・同玉・66飛・75玉・84馬 まで21手詰
詰上り図
3101_1e.jpg
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