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曲詰「図形・市松(2列)」 [詰将棋]

2021/05/04に「詰将棋駒の舞(新館)」で「作品・詰図の舞(あぶり出し曲詰)」のジャバスクリプト化を行った。
同時に配列を「仮名文字」「アルファべット」「数字」「図形」「漢字」のグループに並べ替えた。

あぶり出し曲詰「市松」で狭い方の幅2の作例として八尋作がある。
その詰上り図では25桂が必須になり、14馬も必要性が高い。
従って詰上り図と収束手順の自由度が低く、異なる詰め上りの新作は作るのが難しい。
この状況は横幅2の縦長の「市松」図形でも同じであり、それも桂配置は必須だが、加えてより制約が強いために逆算可能な収束形を見つけるのは難しい。

そこで「横幅2の市松」を、横に2つ並べたのが第1047番だ。
詰上りの自由度は増して逆算は出来るが、まだまだ制約は多い、加えて詰上りの形があまり目を引くとも思えないので、あまり作図したい形では無さそうだ。

八尋久晴作:「詰パラ:1989/06」:「あぶり出し・市松(9X2)」
82歩成・同玉・73銀成・同玉・85桂・同馬・63歩成・同玉・53歩成・同玉・54銀右・44玉・34飛成・同玉・45金 まで15手詰
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詰上り図
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丸山正為作「将棋イロハ図(コピー版):第44番改」「あぶり出し曲詰・ラ」
44銀成・同玉・53竜・同金・33角成・同玉・34香・同玉・35香・44玉・45銀・55玉・57竜・同と・47桂・同と・56銀・同玉・23角成・55玉・45馬 まで21手詰
m044kai.jpg
詰上り図
m044kaie.jpg
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第1047番は、「詰図の舞」「図形・市松(2列)」で、やや珍しい形だ。
第1051番は、「詰図の舞」「図形・市松」で、90度回転させた形を作った事がある。
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第1051番:「詰図の舞」「図形・市松」13手詰
3090_1.jpg
作意は、 2021/06/01 へ 
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2021/04/14 の作意(スクロール)

第1047番:「詰図の舞」「図形・市松(2列)」
43竜・同香・55桂・54玉・72馬・65玉・64角成・同玉・63馬・55玉・25飛・45桂合・同飛・同歩・47桂・65玉・74銀不成・同と・76金 まで19手詰
詰上り図
2939_1e.jpg
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