曲詰「漢字・火」

曲詰「漢字・火」は駒数は少ないが、幅が5になるのでパーツになりにくい、そして縦5も小さくは変えにくい文字だ。
可能性としては、他の駒数の少ないパーツと組み合わせての、形が拡がる文字への利用だろう、ただしその場合は、左右に拡がった外の点２つがバランスが取りにくい。
結局はパーツとしては使いづらい文字になっている。

前例は岡田作で「大文字詰め」としての出題で、「大・文・ジ・五・山・火」の連作だ。流石に「字」は難しかった、作図可能な漢字が集まるシリーズ名を上手く見つけている。

岡田敏作「解いて楽しいあぶり出し詰将棋：第73番」：曲詰「火」
５３銀不成・同竜・５５銀・同歩・３４金・４５玉・４６銀・５６玉・６５角成・同玉・７４馬・５４玉・６６桂　まで13手詰

詰上り図

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丸山正為作「将棋イロハ図（コピー版：第15番」「象形曲詰・チ」
４６桂・同と・６５竜・同玉・６６金・５４玉・５５金・同玉・３３角成・５４玉・４４馬・６５玉・６６馬・５４玉・４４銀成　まで15手詰

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第１０１８番は、「詰図の舞」、「漢字・火」だ、６４馬と５４玉と３４馬の位置関係が作りやすいので５４玉詰め上がりだ。
第１０２２番は、「詰図の舞」「漢字」だ。意外と詰め上がり駒数が少ない字で、これも詰め上がりは５５玉ではない。
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第１０２２番：「詰図の舞」「漢字」15手詰

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2020/10/22　の作意（スクロール）

第１０１８番：「詰図の舞」、「漢字・火」
７４角左成・７６玉・８５馬・６６玉・６３竜・５６玉・６５竜・同玉・７７桂・同と・６４飛・同玉・７４馬・５４玉・４６桂・同銀・４５銀・同玉・３４角成・５４玉・６６桂　まで21手詰
詰上り図