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曲詰「図形・直角三角形・密集形」の2 [詰将棋]

2020/07/24ブログの門脇作と同じ詰上り図はもう1作ある。
その解説では、密集形あぶり出し曲詰についても書かれている、「密集形は盤面曲詰の方が多い」事は私も同じ感想だ。

田中至著「曲詰創作と楽しみ方 詰将棋考」昭和58年・P.219
「直角三角形」自作解説
「都を中心にした密集形のあぶる出し曲詰(詰め上がり9枚)は、俗に「鶴の巣ごもり」と称されて結構人気があり、今までに好んで創作されてきた。
しかし、本局や第30番(注:右盤端の鶴の巣ごもり)のような入玉型の密集形は、意外と少ないようである。このことは、曲詰は都を中心とした部分で描いた方がきれいである、ということであろう。
また、一般に盤面曲詰よりあぶり出し曲詰の方が作品の数が多いが、この密集形に関してはむしろ盤面曲詰の方が多く出品されているようである。」

田中至作「曲詰創作と楽しみ方 詰将棋考:第28番」「直角三角形」
15銀・同玉・14金・同玉・25銀・同と・26桂・15玉・16銀・同金・25と・同玉・34馬・26玉・27歩・同玉・16馬・28玉・48飛・同と・38金・同と・17馬・29玉・39金・同と・28金 まで27手詰
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詰上り図
tumekou_028e.jpg
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第46番」「図形・市松」
28歩・16玉・25銀・15玉・14と引(A)・同香・同と・25玉・15と・36玉・45銀・同玉・55飛・36玉・37香・同金・同歩・47玉・48歩・58玉・59金・67玉・66と・78玉・68金打(B)・87玉・79桂(C)・97玉・75馬(D)・同歩・86角 まで31手詰
(A)14と寄以下、25玉・24馬・36玉・45銀・同玉・55飛以下余詰。
(B)69金あるいは69金打あるいは89金打で、以下同桂成・75飛以下で余詰。
(C)43馬以下、余詰。
(D)86銀以下、同玉・75馬・同歩・76と・95玉・75飛以下余詰。
ryuukou_046.jpg
詰上り図
ryuukou_046e.jpg
本図で「将棋竜光」の曲詰は終了です。
次回からは丸山正為作「将棋イロハ図」の予定です。
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第1003番は、「詰図の舞」で「図形・直角三角形・密集形」だ。
第1007番は、「詰図の舞」、「図形・二等辺三角形・密集形」だ、密集についてはやはりそれ程でない。
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第1007番「詰図の舞」「図形・二等辺三角形・密集形」23手詰
3011_1.jpg
作意は、 2020/09/10 へ
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2020/07/24 の作意(スクロール)

第1003番:「詰図の舞」「図形・直角三角形・密集形」
34銀・同桂・36馬・44玉・64飛・同角・33銀打・同歩・53銀不成・同角・54金・同飛・45金 まで13手詰
詰上り図
3025_1e.jpg
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