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「竜光」と「極妙」の「八卦詰」 [詰将棋]

今田政一作「将棋竜光」八卦詰と、桑原君仲作「将棋極妙」八卦詰の対照。

「将棋極妙・第1番・23手詰」
>今田政一作「将棋竜光・第38番・25手詰」
「極妙・第2番・19手詰」>「竜光・第34番・23手詰」
「極妙・第3番・17手詰」>「竜光・第33番・15手詰」
「極妙・第4番・15手詰」>「竜光・第35番・17手詰」
「極妙・第5番・21手詰」>「竜光・第32番・17手詰」
「極妙・第6番・11手詰」>「竜光・第36番・15手詰」
「極妙・第7番・15手詰」>「竜光・第37番・17手詰」
「極妙・第8番・11手詰」>「竜光・第31番・21手詰」

詰上り図形は同じデザインだが作品集の並べ順は異なる。
八卦的に順序があるのかどうかは、判らない。
個人的には図形でかつ「5X5」にきっちり収まるのは好ましいし、8局シリーズは適度な数にも思える。
逆には似た図形が並ぶ「八卦詰シリーズ」は創作意欲的にやや劣るとも思えて微妙だ。
図形からは、当然ながら詰上り玉位置は55玉とは限らない。

「将棋極妙」には、暗示(象徴)型大小詰将棋と呼ばれる作品18作と、「漢字・大」12作と、「漢字・小」12作を含めて、52作があぶりだし曲詰の百番集で、江戸時代としては「秘曲集」に次ぐ曲詰作の数の多い作品集だ。

桑原君仲作「将棋極妙 第5番」
63銀不成・同香・65角・同歩・75歩・64玉・65歩・54玉・59飛・44玉・45歩・同玉・46馬・同金・55飛・44玉・45歩・同金・同飛・同玉・55金 まで21手詰
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詰上り図
gokumyo_005e.jpg
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今田政一作「将棋竜光(大塚播州編・コピー版:第33番」「八卦詰-3」
65歩・同金・75馬・同金・73銀不成・55玉・75竜・同銀・65金・45玉・44金・同玉・33銀不成・45玉・57桂 まで15手詰
ryuukou_033.jpg
詰上り図
ryuukou_033e.jpg
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第988番は、「続小駒の舞」、「貧乏小駒図式」桂の打ち捨てが狙いだ。薄味はこの条件での特徴で、ある程度の手数が必要だ。
第992番は、打ち捨て手筋作の、17手詰。
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第992番17手詰
2914_1.jpg
作意は、 2020/06/18 へ
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2020/05/01 の作意(スクロール)

第988番:「続小駒の舞」
22と左・同歩・12歩・21玉・31と・同玉・23桂・同歩・41歩成・21玉・33桂・同と・32と・同と・33桂・同と・22歩・32玉・42と まで19手


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